2014年7月1日火曜日

430グロリア_280Eブロアム(完成)

さて、完成です。


古いキットではありますが、なかなか再現度は良いものがあるんではないでしょうか。
ボンネットはセドリックのママですし、サイドシルの嵩が高すぎるのがプロポーション上の難点ですが、ワタシ的には、ボンネットはそう細かく気にならないですし、サイドシルは下端から3mm程度をブラックにして目立たなくしてしまえば許容範囲でした。
メッキモール類はクレオスのメッキシルバーで再現しました、パーツが分割でないのでマスキングには苦労しました(特にバンパー上部)が、ワタシ的にはメッキ調ラベル(メタルック等)よりも輝きは劣りますが、こちらの方がラクだと感じています、ハイ。




もっとも残念なのはライトベゼル(キットではライトレンズの受け=麦球時代の名残)ですね。近年販売された改造車仕様(シリーズ失念)では、これが改善されていますので、リリース済みのキットにもそれを入れてくれるとなぁ。最も、そのライトレンズの受けパーツ、その気になれば少々の加工でそれらしくなると思います。そんなに目立たないかなと思ったんですが、画像の通り残念な感じ。
バンパーに入るウインカーですが、天地にやや大きい感じがしていましたので、裏面にシルバー塗装をせず装着して、それが目立たないようにしてみましたが、いかがでしょうか。

あと、リアのバックランプにはクリアパーツがありません。あると思いこんで進めてましたよ。完成してから気付いたんですが、キーホールカバーを模した凸は実車にはありませんので不要。NISSAN GLORIAのデカールも近年に作られたものとしては出来はよくありません。
制作時に気付いていたのですが、ニッパチバンパーのナンバー周りの再現も手抜きなんですよね。これもワタシ的に拘りのない部分なので、手間数を増やすのが面倒で(笑)、このままです。
フェンダーアーチモールも頑張ってマスキング、メッキシルバー塗装しました。





旧車こだわり派からすると、ドアミラーはNGですよね。
今回明確なコンセプトはありませんが、キット付属のドアミラーがこの年代の汎用ドアミラーを旨く再現していて、「あったあった、これ」な感じだったのと、ロングノーズを強調したかったので、採用しました。
窓のスモーク再現は、クレオスのスモークをクリアで2倍に薄めたのですが、ちょっと薄すぎたかな。

箱絵の格好よさを再現できた(ヒロのホイールのおかげですが)と思っており、右フェンダーの一部に塗装垂れをやらかしってしまったものの、大きなムラ(肉眼で)なくシルバー塗装ができた事、窓枠はスジ堀とペーパー掛けを丹念に行ったので、そこそこシャープな印象になった事などで、一杯やりながら眺めるのが楽しい一品になりました。