2021年10月17日日曜日

ランボルギーニ・カウンタック25th(3)

 やっぱり大物は楽しいですね。パーツを切り出して仮組とゲート後処理、塗装して組み立てるというプラモデルキットで当たり前の工程ですが、セクションごとに細かい部品から実車の構造に触れながら進めていくのは、これぞプラモの醍醐味って感じです。

フジミでなければ、ですけどね(笑)。


フロントフレームとサスペンション、リアフレームを組み立てエンジンをのっけます。
フロントのアッパーアームはランナーから切り出してしまうと左右どちらかわからなくなります。他にもそういうのがいくつもあるので、塗装を終えて組み立てるまで、どちらかがわかるようにしておく必要がありますが、相当面倒だと思います。私はなんとかるだろうと勧めた結果、数カ所間違いを修正するはめになりました(笑)。






仮組というより、何をどういう順番でいくのが無理がないかを確認しながら進めていきます。どこにどうつくのかわからない、というほどでもないのですが、パーツの向きや位置関係が説明書ではわかりにくいのがフジミクオリティです。先人にはアームやロッド類を金属パーツで置き換えた猛者がいるようですが、これらのパーツがかなり脆いのと剛性が低いことから気持ちはよくわかります、私にはできませんけど。
キャリパーがディスクで分断されるように見える構造なのはちょっとアレですが、まぁ組んでしまえば見えないところなので良いと思います。ホイールのボルト再現には触れずに行きましょう(笑)。



エンジン回りは補器類を取り付けて完成ですが、あちこちゆがんでいます。やはり先述の左右どちらかとか、どっちが先なのどっちが上(下)なの、というのがわかりづらく、ワタシとしては結構仮組とかしっかりやった方なんですが、ズレからくるゆがみはさけられませんでした(瞬着などで力業で固定)。


で、その歪は予想通りタイヤ取り付けに影響が出ます。思いっきりポジキャンです(笑)。まぁなんせ組むことで精一杯なキット、この辺はホイールの固定を少しルーズにして、飾ったときに違和感ないようにすれば良いかと、イイカゲンなワタシです。

これでシャシー編終了、毎週日曜3-4時間作業で4週かっかりました。
次は内装編ですね。




2021年9月20日月曜日

ランボルギーニ・カウンタック25th(2)

 こいつの前回は2015年7月。お手付きキット消化月間というわけではありませんが(笑)。

フジミのエンスーシリーズは一度はやっておかないと、と始めたのは良いのですが、ワタシのウデでは難しいと挫折したのでした・・・。






相当な時間をかけて調整してみたのですが、どうにもチリが合わないドアとリトラクタブルライト。こりゃ無理だわと投げ出したのが2015年でした。

それからウデあ上がったわけでも再チャレンジということでもないのですが、大物をやりたくなって、これが放置されていることを思い出しました。もうボディを合わせることはあきらめて、開閉部はすべてオープンで仕上げるということで(笑)進めます。




ボディはヒケくらいは処理してサフを入れました。2回ほどペーパーとサフを繰り返しています。




このパーツ点数ですから、説明書の1コマづつ進めていきます。バリもあるしパーティングラインキツメなのでパーツの処理と塗装にかなり時間がとられます。エンジンだけでもトータル2時間はかかってます。



デカール貼ろうして、⑤が2か所の指示。モノはランボルギーニのエンブレムです。でも1枚しかついてないです。フジミクオリティwww

次の工程に進もうと思ったら塗装指示なし。指示無きところは〇〇で、というのも見当たらず。うーん、フジミクオリティwww







GX71マークⅡ(完成)

 足掛け3年とかです(笑)。




GX71マークⅡの作例として見かけないでもないですが、割と少ないLIMITED。ゴールドエンブレムがネックなんでしょうか、私もそれは再現できず。

キットそのものは旧LSの古い金型で、おそらく実車登場あたりのものですから、30年以上前の設計でしょうね。プロポーションは良いのですが、金型がお疲れで腕のある人ならスジはすべて埋めて彫り直しな方が良いでしょう。特にリア回り。

車高は適正になるように上げたのですが、模型的には上げすぎ感があるので、実車には装着されないフロントスポイラーを装着してみました。



グランデリミテッドと言えばパールの外装にベージュの内装ですが、その組み合わせは後期のもので、前期はワイン内装のようです。ダッシュボードはマークⅡとチェイサー/クレスタではメーターバイザーの形状が異なりますが、このキットはチェイサー/クレスタのものになっています。フジミはバリエーションで3兄弟あるのでそうなるのはわかるのですが、LSにもバリエーションがあったのでしょうか。



LIMITEDのエンブレムはフジミのソアラのデカールをコピーしてシール紙に印刷。MDプリンターとか無いもので。あったらゴールドエンブレム作ります(笑)。





フジミもそうですが、ドアミラーが鬼門です。形状はおかしいし小さい。今回はフジミのBMW3シリーズE21後期のものを使いました。というか、これのためにとっておいたようなもんです。あと、フォグランプにイエローは差していません。あれやると嘘っぽいんですよね、実車は確かに見る角度によっては黄色く見えるのですが、そこまで目立ってはいませんので。

ややバンパーが長いですが、良いプロポーションで名キットだと思います。




2021年8月15日日曜日

GX71マークⅡ(5)

 内装を組み立てて行きます。




ドアトリムがまったく接着面がどこだかわかりませんよ。左はシャシに受けのリブをプラ板で設置、右はどこも接着面が合わない(確保できそうにない)ので、久々にエポパテを練ってドアトリムとシャシがくっつきそうな所に貼り付け、上から押さえつけて接着としました。
ドアアームレストのパワーウインドスイッチがくる部分は塗装しておけばよかったかも。そういうのって組んだら見えない、とすぐ手抜き発送になりますw




グリルのメッキ部はガンダムマーカーで。こういうにすげー役立ちます。グリルのモールドが表面が荒れてるのをちゃんときれいにしたらもうちょっとキレイに塗れそうですよ。
リアナンバーポケットは一部がグレーなのでマスキングして塗装。ウインカーは塗分けを間違っていて、久々にリムーバーのお出まし。クリアの塗装剥離はこれじゃないと、白化したり割れたりしますよ。

今回これを使ってみたくて。クレオスのGXクリアブラウン。


ブロンズガラスの再現です。ちょっとガラス表面がザラザラだったので、軽く水研ぎできれいにしてコンパウンド処理して、クリアブラウンはクリアで3-4倍くらいに薄めて、パーツの表からベシャーっと吹き付けました。いわゆるドバ吹きで一気にやらないと、ムラになるはホコリかむのが心配、よって裏からではモタモタしてしまうため、表から吹いています。
ムラはありますが、ガラスのひずみやら 内装組んでしまえばそう目立たないかと、このあたりで妥協しております。



写真だとブロンズかどうかもイマイチわかりづらいのですが、ムラも気にならずワイン内装ともマッチしたと思っています。




GX71マークⅡのプラモ、マイクロエースとフジミから出ていますが(入手困難なものを除く)、いずれもドアミラーの形状がダメダメで鬼門となっています。このマイクロエースのは形状はまぁまぁなんですが、長さが足りず。
ジャンクを漁って、アオシマ86の前期とフジミe21後期のものを候補に。E21の方がしっくりきそうなので、こちらを加工しました。




そしてLIMITEDのエンブレム。残念ですがインクジェットプリンタで使えるラベルシールに印刷しています。厚みが出るのがシールの欠点ですね。

次回、完成画像です。
予告w
GX71マークⅡ 前期 グランデリミテッド

GX71マーク2 マイクロエース 
グランデツインカム24リミテッド