2012年11月11日日曜日

エアロクイーン西日本JRバス(1)

引越てからこっち、全く模型を触っていません。まぁ、環境が変わって近所を散策するのが楽しかったり、家財などちょっと不自由な部分を改良・購入したりして、週末の過ごし方がそんな感じなので、モチベーションが上がらないわけです。模型部屋の整備も進まない(というより手つかず)し。


引越前に中途半端に手をつけてしまったバス。これは以前制作した事のあるものですが、リベンジというよりは、完成品がヤフオクで良い値段で売れたのに気をよくして、やはり同じくヤフオクで叩き売りされてたキットを購入した次第です。



シャーシは缶スプレーでフラットブラックを吹いて、エナメルの筆塗りで。実車のシャーシを見る機会もネットで画像があるわけでもないので、再現度はわかりませんが、なんとなく大雑把なモールドだなぁという感じ。リアがシャコタンになってしまう仕様なので、車軸を2mm程度かさ上げしておきます。



合体させるとこんな感じ。ホイールはブラックを下地にメッキシルバーを吹きましたが・・・ちょっと暗目です。
ボディー中央部とシャーシの勘合部は、シート類がついたら合わせるのが大変なんだよなぁ。




シートはランナーごとまとめて塗装。成型色のグレーが見えるようにブルーを砂吹きしてモケット感を・・・がイマイチ。32脚を組み立てるのは邪念を払って黙々と(笑)。




ボディへの塗装はすべてクレオスの水性で行いました。中国塗料はもろいので、これしか使えないらしいですが。



デカール貼りと墨入れまでは済んでいます。
ここで止まったのは、窓枠を塗装するためのマスキングがとても面倒だから(笑)。


2012年9月25日火曜日

ポルシェ911(996)GT3(1)

おやおや、更新が2ヶ月近くも滞ってます^^;
実は3月から無職でした。だったからこそこれだけの数が作れた訳で、今後は月1台いけば良い方かな。
40代の転職は厳しいと言われる世の中、私は7ヶ月も遊んでいた割には運良く前職同業にありついて、年収も若干UPとなりました。
で、転職に伴い、また関東で暮らす事に(業界的に東京が主要マーケットなもので)。
アキバまでは少々遠いところで生活する事にはなりますが、まぁ小一時間で行けるエリアですので、そう制作環境に影響はないでしょう。今回、ちょっと郊外の広めのマンションを借りたので、1間が完全にモデル部屋になりました。

ま、それはどうでも良いとして。


こいつはハードオフで半額以下で入手したもの。996ボディって人気ないですよね、実車でも。
930ボディでなきゃ911じゃないと思う世代ではある訳ですが、993ボディなんかも結構好きです。が、この996は格好悪い、悪すぎる・・・。不人気車なので、実車は手に入れやすくて良いかもしれませんね。



この手のクルマは実車に「その色」があるかどうかはどうでも良い(=オーダーで特別塗装が可能)という事もあるので、前から使ってみたかったクレオスのメタリックレッドで塗装。
ちょっと粒子が粗いのかな・・・。




な訳で(というか確信犯ですが)、痛車にしてしまいます。今回はこれまた安く入手できた「灼眼のシャナ」とかいうマンガ?ですね。シャナって名前が格好イイじゃないですか(笑)。デカールにはⅡとありますので、シリーズものなのかな。

最近痛車プラモも下火なのでしょうかね。一時期ほどネットでも見なくなりましたし、デカールの販売数も減ってきたように思います。デカール貼りはとても楽しいのですがね。




ボディ塗装の合間に、シャシー部品をエナメルで筆塗り。シャシーはどうにもタミヤのプラモは良い感じにモールドされてるので、手抜きででも塗りたくなっちまいます。
そう気合いを入れてない筆塗りなので、ムラは多いしはみ出しも多いのですが、塗れば一人で盛り上がれますよ、それなりにね。






2012年8月6日月曜日

CZ32 フェアレディZ(完成)



さて、何の工夫もなく完成しました。なかなか良キットだと思います。ライトレンズや窓パーツの合いもよく、ほとんど摺り合わせなどの調整なくフィットします。



最も心配だったのがココ。窓パーツBピラー下端とバスタブ内装との干渉。
サイドガラスがないので丸見えになるのですが、これがかなり良い感じに収まりました。
Bピラーの塗り分けを手抜きしたのがよくわかるくらいですよ(笑)




この時代のフジミのものなので、あまり期待していませんでしたので、余計良キットな感じがしますね。ただ、リアのフェンダーマーカーがボディ側に凹モールどあるものの、クリアパーツがありません。ワタシ、てっきりあるものだと思って進めてまして、最後の最後に「フジミクオリティ」を思い知らされました(笑)。ここは未処理です。
マフラーはエバーグリーンのプラパイプを切断してシングル2本出しとしました。Z32にはこれがよく似合うと思っています。




本気で手を入れるなら、ルーフ形状はしっかり修正せねばなりません。Bピラー上部=ルーフ後端の形状がおかしいですし、サイドウインド上にあたるルーフラインも実車と異なります。
目立ち過ぎるフロントライトのレンズカットも修正した方がよいでしょうね。

パーツ点数も少なく組みやすい、精度再現度もそこそこですし、サクっと組むのにはもってこいなキットです。ワタシのように素組でもこれくらいの見栄えはしますから。
惜しむらくは、キットの値段が上がってしまったこと。1000円で楽しめるから良いのであって、1500円以上になってしまうなら、タミヤを買う事になりそうです。そうは言っても、現代のキットに比べればまだまだ安い部類です。






2012年8月2日木曜日

CZ32 フェアレディZ(2)

サクっと作ろうシリーズなので、サクサク行きます(笑)



内装はクローズドボディには本来設定のないベージュにしました。フジミのバスタブにしては、ドアトリムの再現度が高い方ですし、ダッシュボードからのラウンドした感じも良く再現されていたので、グレー系2色(ファブリックの場合)や、黒のツヤ使い分け(皮の場合)にするにはもったいなく。
設定としては、近年に入手したZ32を中古部品で調達したコンバチ用の内装を移植した、ってところです(笑)。
シートの形状は悪くありませんが、背面は肉抜き。埋めるのも面倒なので、肉抜き部分を利用して塗り分けました。
このキット、左ハンドルが選べるのですが、ATノブとステアリングコラム(ウインカーレバーの位置)が左ハンドル用なんですよね。なんで右ハンドルベースじゃないのか、両方を用意しなかったのかはよくわかりませんが、そこが「フジミ」だという事でしょう。適当な部品で置き換えようかとも思ったのですが、そのままにしています。インスト各部はエナメルのダークグレーを面相筆でチョンチョンと入れて、スイッチらしさを。ステアリングセンターパッドの「Z」は気合いの筆書きですよ。




ボディはサフを吹いて、目立つところのみペーパー掛けをしました。
ルーフ改修ものなんで、ルーフ後端とBピラーのルーフ部には結構なヒケとうねりがあります。これを修正する場合はパテ入れが必要な感じですので、今回は見送ります。気になる人にはかなり気になるレベルではありますが、ワタシ的には「見れないほどでもない」と思いましたので。
たぶん、完成後の撮影で「あっちゃー」と思う事になるような気もします・・・。



一向に塗装の腕が上達しません。どうしてこうザラザラになってしまうのかしら・・・。塗料は3倍希釈ですので、塗料濃度のせいではありません。エアブラシを動かす手が早くなってしまうのですね。垂れるのを恐れて焦ってしまう・・・・。
ラプロスで水研ぎした後、コンパウンドで磨きます。ちょっと良い感じのツヤが出始めたので、このままクリアなしで研ぎきるか、とも思ったのですが、クロスにどんどん塗料が食われていくのは精神衛生上良くありませんね^^;



クレオスのスーパークリアー(缶)を厚めに一吹き。タミヤコンパウンド3種で2時間ほど磨きました。
ツヤは十分ですが、いわゆる「鏡面」というほどのはなっていません。写真の撮り方によっては「どーですか!この映り込み!!」みたいになるのは、光(蛍光灯)のマジックなのですよ(笑)。



シャーシとの合体は塗装後の研ぎ出し前に行っておきました。当然、ガラスパーツも仮合わせしています。車高は未調整ですが、自分好みで良い感じ。リアのトレッドは0.5mmくらい広げた方がよいかな、と思っています。

2012年7月23日月曜日

CZ32 フェアレディZ(1)

思いの外手がかかった2台の後なので、サクっと作ろうシリーズです(笑)。


Zですね。フジミの800円シリーズ(笑)。定価1000円で量販店なら800円前後で販売されているので、勝手に800円シリーズと命名しております。
もう今は定価1600円くらいになっているのですが、在庫のある店なら1000円時代のものがまだあるんじゃないかな、と。
ホイールは箱絵がZ32なBRSを組み入れようと思います。
新車当時はメーカーは別として、外品18吋が入るなんて大きなホイールが入るクルマだなぁ、なんて思っていました。今となっては大径って19吋以上の事をさすようになりましたね。




ボディのプロポーションは可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。ルーフは改修でクローズド化されていますので、特に窓枠まわりがちょっとモタモタした形状でバリも多め。しかしペーパー掛け程度で見れるようにはなりそうです。
パーティングラインもこの時代の標準かな。リア周りは結構ズレがあります。ボディ下部のチッピング対策のシボ(?)まで表現されていますが、パーティングラインの処理をせねばならないので無意味だったりします(笑)



シャーシ周りはこの当時のフジミの標準スタイルでしょうか。厳密とは言えませんが、それなりにモールドやパーツ化されていて、塗り分けをしっかりやれば良い雰囲気になりそうです。今回はサクっといきたいので、黒一色にしますけどね(笑)。
バスタブ内装としてはそこそこ再現度があるドアトリム。ヤル気があるのかないのか微妙なところがフジミらしいキットですよ。



元々付属しているホイールはBBSのような何かです。径も小さいし形状もイマイチ。BRSの箱絵はこのZ32だし、無加工でしっかりとりつくはず、は無い訳でして(笑)。ホイール側の受けの長さが異なりますので、そのままだとトレッドに問題が出て取付できません。
しかしBRSに付属のブレンボキャリパーを入れればきれいにおさまります。おぉ、箱絵を信用してよかったんだ(爆)。



足回りの仮組。ボケてますが、フロントは1.5mmほど前よりなんですね。このシャーシは汎用かな?エアロパーツがない事もあって、車高が高く見えます。ま、タイヤとホイールハウスの位置関係を見れば、車高はこのくらいが好みなので、前後位置含めて修正なんて面倒くさいしこのまま行きます。


かなりキツめの勘合。このあとシャーシ側を棒やすりで1.0mm程度削っておきました。


フジミのプラモみたいに、期待して中身を確認したらガッカリくる、けどそこそこ味はあるじゃん、みたいなマクドナルドをかじりながら、サフを入れ終えてボディカラーの選定中です。
マックも高いですよね、近年。これなんて単品420円ですから。安いから魅力の食べ物だったのに・・・・あら、フジミと同じ感じがするのはワタシだけでしょうかね(笑)。



★新しいパッケージとしては最安値。制作はもうちょっと進行してまして、この時代のフジミ標準で作りやすくて良いキットだと思いますよ。★