2020年2月24日月曜日

フェアレディZ S130(2)

サクサク行けますよ。


ウインドウモール・サイドプロテクションモールとこの時代のクルマにあるべきものを塗り分けて行きます。ややオーバーデコレイト(幅や厚み)な気もしますが、プラモ的には良いアクセントだし、何より塗り分けやすいのが良いですね。

このキット、ヘッドライトがクリアパーツではないのです(画像右側)。画像左側はフォグランプの筐体で、これのレンズはクリアパーツ。なんでだろー。

工作というほどではないのですが、さっそく先日購入したポンチでプラバンを切り出し、シルバーを筆塗り後に”フォグのクリアレンズ”を貼り付け。レンズのモールドを目立たせたくないのでメッキテープ類は使わず。


それでもライトレンズはリアリティにかけるので、ライトカバーをつける事を検討。やはり太古のキット、こういうところはパーツの厚みもあるし合いも悪い。厚みは縁取りをサインペンで塗ってごまかせそうですが、使うかどうかは未定・・・。



フェンダーミラーにもアルミテープを。エンブレム類のデカールは先日のハセガワS30の余りを流用するつもり。

ガラスパーツは表側だけをコンパウンドで軽く磨いて傷を軽減。歪を取ると格好良いんですが、内装が上げ底だから(笑)。古いキットはどうしてもピラーと隙間ができてしまいがちですね。これも左AピラーとBピラーで隙間が大きいです。肉眼では「年代からまぁ許容できる」範囲ですかね。一体成型のパーツなので、各面ごとに切り離せば少しましになるかもしれません。

このテールパイプは結構辛い(笑)。
設計上シャシが短いのでこうなったのだと思いますが・・・・。横から見た時にトラックみたいに長いのと、NAPSとしては径が細いのが気になりますので、適当なジャンクパーツに置き換えましょうかね。




これも格好良くないっすか?(笑)
LS当時のキットの素性からして、おやおや?な部分もありますし、バンパーはじめパーツもあやしいところもあるんですが・・。完成レポートは次回に。

Y31グロリア ブロアムVIP(完成)

前回投稿が2018年9月だとか(笑)。

なんせマスキングが大変なんですよね。こういうのは一気にやらないと。一度手を止めてしまうとなかなかやる気になれないものです。この画像1枚では語れませんが、ウインドウモール、ドアハンドルなど細かいマスキングに下地とメッキ調の2段階塗装となるので、もぅ・・・。テールランプも一体整形なので、オレンジ・レッド・ブラック(モール)・メッキとか・・・。
各部マスキング小一時間で塗装1分、エアブラシ清掃15分みたいな感じ。
また、時を置いたことでキットそのものに飽きがきてしまうのがワタシの悪いところ。




コレ、結構格好良いです。
手抜き制作にやや後悔しているくらい。フードのラインやモール類などはちょっと甘いのかもしれませんし実車と異なるのかな?というところもありますが、この当時の5ナンバーサイズをベースにした感のボディはプロポーション抜群じゃないでしょうか。


内装はバスタブでドアトリムは再現度は低いですが、こういう割り切りは製造コスト的に必要でしょうし、制作側としても塗り分けしない言い訳にもってこい(笑)。ダッシュ周りはそこそこの再現ですよ。


ホイールなりを外品にする場合は、ナンバー付きにして(そのクルマの)ストーリーを考えるのですが、今回は省略。
テールランプはグロリアの方が塗り分けはラクかもしれません。上部ターンライトのアンバー(クリアオレンジで塗装する)部分は、塗装ままだと暗かったので、アルミテープを貼っておきました。TLアンテナは適当にでっち上げて当時風を演出(笑)。

ドアハンドルなど、力量のある方は複製して別パーツとかするのでしょうが、モールドはしっかりしている方なので、筆塗りで塗り分けても結構良い雰囲気になると思います。
グリル(特にセド)はアオシマより再現度は高いようにも思えます。

ドアミラーやモール、ヘッドライトハウジングなど、しっかり手を入れればかなり良い感じになると思います。まだ流通在庫で手に入るうちにもう一台手に入れておこうかと思います。
「ニッサングロリア 4ドアハードトップ V30ターボブロアムVIP」って長い名前だわ。あ、VIPはビップって読むんじゃないですよ(笑)。

★買うなら今のうちです。
ジョーシンは激安ではないしポイントもしれてますが、梱包は丁寧だし、通販の扱い品は店頭の余剰品ではないと思います。



2020年2月12日水曜日

フェアレディZ S130(1)

S130Zです。各社から販売されていますが、現在安定的に入手可能なのは、このマイクロエースとフジミだと思いますが、フジミのはリアハッチがアイローネですね。
スカイラインでコケまくってるのもあって、かんたんそうなコレをわざわざ購入してきました。
(R31のボディパーツを請求して待つ間にやろうと思ったのですが、今はパーツ請求して到着まで1週間もかからないのですね・・)


そうそう、これですよ、これ!
プラモデルはこうでなきゃ行けない!!これも旧LSですよね。
当時はモーラーライズ前提なので、シャシ周りにリアリティはなく、内装も電池BOXの関係で上げ底ながら、小学生でもサクっと作れる構成なのがすばらしい。
ちなみに、説明書には明記されていませんが、Tバールーフで制作可能ですよ。ちゃんとバイザーのパーツもあります。


好みに応じて自由にはってください、と言いますけどね(笑)。
アオシマみたいにデカールは再設計していただければ。クリアパーツでないライトをコストかけて金型追加で作れとは言いません。デカールは版下制作なので比較的安くできそうだと素人考えです。



リアのトレッド調整はシャフトなのでどうにでもなりますね。ラクだわ。
シャフトはジャックからやや長いものを調達。
フロントもポリキャップ増設で対応。


ガラスパーツは一体で、上げ底内装のパーツでボディに固定するようになっています。
ガラスとボディの合いは、この年代としては良い方かもしれません。致命的に合わないというところはないようですよ。

マンハッタンにしてTバーだと格好良いんですけどねー。
失敗続きなので、サクとやりたく単色のノーマルルーフで行きます。透けてしまうようなので、スジはパテ埋めしておきます。



ホイールはハイターでメッキ剥離、クレオス8番シルバーで塗装、なぜかちょっと暗い感じに。


フロントバンパーは盛大にヒケていますね。こんなとこにパテ盛っても研磨できそうにないので、プラバンでも貼るしかないかな。バンパーのメッキ部は流石にメッキ調塗装だともたない感じがするのでミラーフィニッシュ(のようなジャンク在庫)を使用します。



ジンジャーレッド的な赤メタです。2by2だと内装までワインになる仕様です。
クレオスレッドメタリックに色の源マゼンタを少々。
ここでまたアクシデント、ルーフを割ってしまいました。もうめげてる暇はないので、流し込み接着剤とパテで一気に補修しました。


上げ底内装はダッシュ周りのヒケをペーパーでならしてセミグロスブラック1色で塗装しただけです。気楽で良いですよね。



再販も安定しているので、いつでも買えるのは嬉しいですよね。ってか安定して再販するほど売れ続けているのがすごい。



2020年2月11日火曜日

R31スカイライン2ドア(1)

ハセガワの破竹の勢いってヤツですね。
R31の2ドアはフジミから前期後期のいずれも出ているのに、よくまぁ商品化したもんだと。確かにカーモデルでスカイラインは鉄板ですから、売れなくはないでしょうけどね。
やはりレース仕様の多いハセガワなので、ツーリングカー選手権のバリエーションで市販仕様はGTS-Rのみでバリエーションなんてないだろうと思いきや、NISMO仕様が発売、まぁ内装は同じだから前後グリル程度の追加かと思いきやホイールキャップ仕様の驚愕、そしてまさかの内装新規パーツとアルミ追加で完全前期だとは驚きです。


デカールはGTS-Xの他にXなしがサービスで入っているのですが、リアシートを見るとXなしが正解かもしれません(確かXはセンターアームレストがあるはずなので)。

で、意気揚々とボディの処理を始めたのですが・・・
頭きてぶっ壊してしまいました(笑)。
こんな事したのは初めてです。アオシマのR34の苛立ちが消えておらず「またこんな糞かよ、くっそー!!バキバキ・・」

ボディをパーツで取り寄せて(パーツ請求なんて35年前にバンダイ1/20のルーチェ依頼です)作業を再開した写真で、何にイライラしたのかレポートしますと、

このパーティングラインなんです。以前になにかのキットの時にも書いたのですが目立たなくしようと、ウインドウモールやボディ開口部のラインに重ねるのは、フジミのR35GT-Rくらいの精度でやってくれればペーパー掛け不要で好感持てますが、コンマ何ミリかずれるとかえって目立つどころか、処理不能になってしまうと思います。
これも、ウィンドウモール上端にパーティングラインを持ってきたかったのでしょうが、少し下にズレて、しかも結構きつめになっています。

さらに、この2箇所でヒケになっています。ハセガワってウィンドやプロテクトなどのモールに厚みがない(薄い)ような気がします。再販のギャランのウィンド周りもヒケも含めてこんな感じで、金型古いからしゃーないなぁと思っていたのですが、そういう、薄い方がリアリティあるよね的な設計思想なんでしょうね。

捨てサフを入れると、リアウィンド下端は処理できないと思われ。

肉眼で見てこの状態には気づかず、BMCタガネでスジボリを行っていると、パーティングラインの方をなでている事に気づいたときは手遅れ。ペーパーを当ててパテを盛って修正を試みたのですが、ウィンドウモールが肉薄でボディラインと境がなくなってしまい、スジは彫り直さざるを得なくなりました。
ゼロからこれだけの長いラインを掘るなんて、かなりレベル高いし・・・で、ぶっ壊した(笑)。別に壊さなくても塗装のテストとか、屋根切ってあっちの仕様とか、いくらでも使い勝手はあったのだと壊してから気づきました。


高いパーツですからね、慎重に進めていきます。パーティングラインの深さ(段差)がよく分かると思います。


ヒケのあったところとAピラー付け根のパーティングラインが消しきれていませんが、もうこういう細いモールにパテを盛るのはイヤなので、これで行きます。

先人のサイトを見ると、これに触れている方はいませんね。ハセガワのキットはこういうものだということでしょうか。フジミの板シャーシを初めて知って「こんな手抜きのキットはダメだ」と騒いでいるようなもんでしょうかね。
どうせフラットブラックに塗るからそう目立たないから、って事ですかね。


インタークーラーのダクトは塗り分ける方が面倒そうなので、開口しておきました。


今回の事もあってスジボリ道具を見直しました。BMCタガネは絶版のようです。
これらのレビューはまたいずれ。

ってか道具関係ないですよね、今回の失敗原因は(笑)。

これはすごくよく「切れる」ので、刃先が走ってしまったら大変ですよ。
ボンネットやトランクリッドのオープニングに使いましょう。



これは横に引っ張れるから便利なんですよね、給油口なんかの角処理に。


あるモデラーさんが紹介されてたので購入。
0.3mmプラバン抜くのに結構ハンマーでぶっ叩かないと抜けません。
それより、防錆処理か何かでしょうか、持つと手が錆色に汚れますが。


これは刃先が鋭く、軽く叩いてもカッティングシートに刺さります(笑)。



これって金型新規とかでしたっけ?比較用に作ってみたい感じです。