2014年7月21日月曜日

AWS210クラウンロイヤルサルーン(2)

ちょこっとだけ進めました。


開き気味だったバンパーの摺り合わせ。フックのガイドを細い棒やすりで開いて、あとは面を600番ペーパーで。スジ彫りと合わせて3時間ちょいかかりました。もうちょっとスジは深い目にしてくださいよ、アオシマさん。
 
 
 


リアバンパーはプラシートで、サイドステップはティシューも用いて補強。フロントバンパーは面積がなくて補強していません。


右サイドシルガードの後ろがどうやっても合いません。仕方ないので、細切りのプラ板をあてがって瞬着で固定したんですが、それでもこの程度・・・。そろそろこれの固定方法を変更してもらえませんかねぇ、アオシマさん。



クレオスの白サフ(缶)を吹いて、GXホワイトを塗装。
白整形に白サフ、上塗りも白というのはとても大変。塗れてるかどうかわかりませんし。白サフは1000番表記なんですが、かなり粗目で上塗り前に軽くペーパーを当てました。
上塗りは塗料が濃かったようで、ぶつぶつがかなり広範囲に飛散しています。
 
 
 ぶつぶつは塗装後3時間でペーパーで軽くならして、パールをコートしました。
高圧で遠吹きして乗せる感じですね。こういう吹き方をするとエアブラシのカップに入れた塗料がすぐ無くなります。
塗装前洗浄時の水分がちょっと残っていたみたいで、ウィンドモール周りはちょっと弾いています。塗装前に調合した塗料を床にぶちまけてしまったりと、酒を飲みながらの作業は研ぎ出しだけにすることにしました(笑)。

 

 


2014年7月20日日曜日

スカイラインHR30_改修(1)

ただでさえ多湿な日本の夏、梅雨が長いと塗装が一向に進みませんよね。
まぁ、予想できた事であるので、クラウンとかふそうの合間にと思っていたのですが、発売延期になったりしたもので、これが結構進みつつあります。


このブログの最初の投稿の画像です。プラモデルに復帰した2007年頃に作ったもので、タミヤのR30が2台。セダンの方はこの後に改修しましたが、嫌気がさして終了してしまいました。
HTは実はこの赤の状態で一度改修していました。プラモ復帰当初は、子供の頃と違って使える小遣いが違いますので(笑)、ちぃとはうまく出来たなんて思っていたんですよね。



セダンに部品を供出してから、長らく押し入れの肥やしになっていました。
なんとなく研ぎ出しはしていたようですが、パーティングラインの処理は甘い、スジ堀はやってない。それ以前にボディカラーのレッドがまわっていなくて、フェンダーなんかは斑点がある始末。
ウィンカーとポジションの塗り分けが逆、EXのカラーバンパー様に見えてコーナーラバー再現もない。ひどいなぁ(笑)

内装関係は手を抜きがちなのは今も同じですが・・・これは酷い。筆塗りの厚塗りで、配色もなんだこれ?






塗装を剥離していきます。ペイントリムバーを使用。ティシューを使ってボディ全体にスポイドで塗布、15分くらい放置してからウェスと歯ブラシではがして行きます。飛散すると悲惨なので(爺)、スーパーの袋の中で進めます。
2回塗装されてる事もあって、モールドの深い部分はさすがに落ちませんでした。その部分は通常のうすめ液と爪楊枝などで落とします。スジは彫り直しも必要なので、Pカッターでグサグサ行きました。
あ、このキットはもとはRSのブラックスペシャルです。




あちこちスジ堀して、面のうねりをペーパー掛けで修正してサフを吹きました。
古いキットではありますが、今の目で見ると、面のうねりはかなりのもので、400番でガシガシやりましたね。あと、デカールがないのでフェンダーのGTバッジのモールド、研ぎ出しの邪魔なのでトランクリッドの鍵のモールドは削除しました。
部分的にどうしても取れない旧塗装とサフが残ったのですが、特に旧塗装は赤で一部ラッカーで剥離を試みて弱くなってるので、今回サフ入れしてしみ出してくるかと思いましたが、それはなかったようです。
スジ堀時でのタガネとPカッターが走ったキズをパテ埋めせねばなりません。



2014年7月19日土曜日

ふそうFVハイキャブ+トランスポーター(0)

平成も26年になって、まさかこんな物が再販されるなんて!
ご存じの通り、旧ミツワのキットなのですが、これの金型を引き取ったようでフジミから発売になりました。すばらしいGJだと思います。

30年以上前に、トラクタだけのキットを組んだ覚えがあります。組応えがあった事と、山手線の緑に塗った事だけ覚えています(笑)。後にダンプやデコトラ仕様、日野のキャブを乗っけたのも出たんですが、その金額故に購入しなかったですね。


箱はスカスカです(笑)。昔のような装丁はなく、ランナーが「放り込まれた」感じです。
キャリーのメッシュが抜けているのは驚きです。




グリルやバンパーはメッキされていてうれしいですね。このキットの最大の特徴である、フロントグリルの「いすゞマーク」も忠実に再販(笑)。デカールにもいすゞ付いていますよ(このデカール、パーツ請求価格は1,000円です!)。




オプションパーツきたぁ!ホイールがしょぼいだけに、このキャップが入るのはうれしいですよね。さすがにタイヤがデカイです。GT-Rの20吋よりデカイ(あたりまえですが)。


キャブの大きさが解りますでしょうか。
まだ袋から出してないのですが、モールドはしっかりしていますので、金型の状態はかなりよかったんでしょうね。キャブにはヒケが散見されますが、これは当時の技術ならこんなもんでしょう、と言いますか、この程度ならすばらしいと思います。



組立説明書のボリュームもスゴイですよ。B4版16ページ中綴じなんて、プラモデルで初めて見ました。


子供の頃はパーツ点数の多さにシクハクした覚えがありますが、いまこうしてランナーを見てみると、そう辛くなる事はなさそうな感じ(でも多いですよ)ですね。
予約品切れが多かったみたいなので、続編としてダンプや日野もくるのかな。ただ、1/24は大きいですし、トラック関係は1/32が今はポピュラーだからどうなのかな。けどトラックモデルはマニアが多いので、コレも色々改造作例が出てくるのでしょうね。え?ワタシは素組ですよ、いつも通りに。


ま、夏休みの工作課題という事で頑張ってみます。




AWS210クラウンロイヤルサルーン(1)

ワタシ的には待ちに待った新型クラウンです。
実車の購入を検討して早1年。購入に踏み切れないのは価格が高いので迷うはもちろんなのですが、4気筒にはやはり抵抗がありますし(古い人間)、3500が良いとは思うのですが、アスリートのデザインは好みでない(最大にイヤなのはフロントフォグ周り)し、そこまで金額出すなら選択肢にCクラスを始め欧州車がターゲットに入るし(特にnewゴルフはきになってます)・・・。


で、プラモで楽しんで満足しようと言う(笑)
”ハイブリッド”とか書いてありますが、もちろんエンジンもモーターも再現されてませんから。






キットレビューは随所で見られますので、そちらをご参考に。パーティングラインは目立たないように処理されてるのは、近年アオシマセダン共通の処理ですね。トランクリッドに水平に走るラインが確認できるのも。
ワタシが気になったのは、Cピラー下部リアウインド側に小さなヒケ、左ルーフモールにちょっとしたささぐれ(パーティグラインですね)、ヘッドライトウオッシャーのモールドが甘い点。


実車同様ゼロクラから使い回しのシャシー。今回は車高調整機能付きなんですが、200系のノーマルにあった、車高を固定する「G部品」は欲しかったなぁ。このスプリング式の車高調整はどうにも慣れないし。



どうです、このフロントグリル!格好良いっすね!
パーツ割が良く考えられてすばらしいです。この状態で思ったのが、グリルはボディ同色でもアリなんじゃないだろうか、という事。
バンパーとボディ側のフックをちょこっと調整したのみですが、合いはかなり良いですね。ただ残念なのは、メッキグリルの中央部にゲートが来ていて、これが目立つこと。これは設計ミスかな?再販時には改善されるでしょう、たぶん。



リアバンパーはちょっと開き気味なのはアオシマお約束。
ちょっと摺り合わせが必要な感じですが、なかなか良い感じですよ。






2014年7月1日火曜日

430グロリア_280Eブロアム(完成)

さて、完成です。


古いキットではありますが、なかなか再現度は良いものがあるんではないでしょうか。
ボンネットはセドリックのママですし、サイドシルの嵩が高すぎるのがプロポーション上の難点ですが、ワタシ的には、ボンネットはそう細かく気にならないですし、サイドシルは下端から3mm程度をブラックにして目立たなくしてしまえば許容範囲でした。
メッキモール類はクレオスのメッキシルバーで再現しました、パーツが分割でないのでマスキングには苦労しました(特にバンパー上部)が、ワタシ的にはメッキ調ラベル(メタルック等)よりも輝きは劣りますが、こちらの方がラクだと感じています、ハイ。




もっとも残念なのはライトベゼル(キットではライトレンズの受け=麦球時代の名残)ですね。近年販売された改造車仕様(シリーズ失念)では、これが改善されていますので、リリース済みのキットにもそれを入れてくれるとなぁ。最も、そのライトレンズの受けパーツ、その気になれば少々の加工でそれらしくなると思います。そんなに目立たないかなと思ったんですが、画像の通り残念な感じ。
バンパーに入るウインカーですが、天地にやや大きい感じがしていましたので、裏面にシルバー塗装をせず装着して、それが目立たないようにしてみましたが、いかがでしょうか。

あと、リアのバックランプにはクリアパーツがありません。あると思いこんで進めてましたよ。完成してから気付いたんですが、キーホールカバーを模した凸は実車にはありませんので不要。NISSAN GLORIAのデカールも近年に作られたものとしては出来はよくありません。
制作時に気付いていたのですが、ニッパチバンパーのナンバー周りの再現も手抜きなんですよね。これもワタシ的に拘りのない部分なので、手間数を増やすのが面倒で(笑)、このままです。
フェンダーアーチモールも頑張ってマスキング、メッキシルバー塗装しました。





旧車こだわり派からすると、ドアミラーはNGですよね。
今回明確なコンセプトはありませんが、キット付属のドアミラーがこの年代の汎用ドアミラーを旨く再現していて、「あったあった、これ」な感じだったのと、ロングノーズを強調したかったので、採用しました。
窓のスモーク再現は、クレオスのスモークをクリアで2倍に薄めたのですが、ちょっと薄すぎたかな。

箱絵の格好よさを再現できた(ヒロのホイールのおかげですが)と思っており、右フェンダーの一部に塗装垂れをやらかしってしまったものの、大きなムラ(肉眼で)なくシルバー塗装ができた事、窓枠はスジ堀とペーパー掛けを丹念に行ったので、そこそこシャープな印象になった事などで、一杯やりながら眺めるのが楽しい一品になりました。