2014年7月20日日曜日

スカイラインHR30_改修(1)

ただでさえ多湿な日本の夏、梅雨が長いと塗装が一向に進みませんよね。
まぁ、予想できた事であるので、クラウンとかふそうの合間にと思っていたのですが、発売延期になったりしたもので、これが結構進みつつあります。


このブログの最初の投稿の画像です。プラモデルに復帰した2007年頃に作ったもので、タミヤのR30が2台。セダンの方はこの後に改修しましたが、嫌気がさして終了してしまいました。
HTは実はこの赤の状態で一度改修していました。プラモ復帰当初は、子供の頃と違って使える小遣いが違いますので(笑)、ちぃとはうまく出来たなんて思っていたんですよね。



セダンに部品を供出してから、長らく押し入れの肥やしになっていました。
なんとなく研ぎ出しはしていたようですが、パーティングラインの処理は甘い、スジ堀はやってない。それ以前にボディカラーのレッドがまわっていなくて、フェンダーなんかは斑点がある始末。
ウィンカーとポジションの塗り分けが逆、EXのカラーバンパー様に見えてコーナーラバー再現もない。ひどいなぁ(笑)

内装関係は手を抜きがちなのは今も同じですが・・・これは酷い。筆塗りの厚塗りで、配色もなんだこれ?






塗装を剥離していきます。ペイントリムバーを使用。ティシューを使ってボディ全体にスポイドで塗布、15分くらい放置してからウェスと歯ブラシではがして行きます。飛散すると悲惨なので(爺)、スーパーの袋の中で進めます。
2回塗装されてる事もあって、モールドの深い部分はさすがに落ちませんでした。その部分は通常のうすめ液と爪楊枝などで落とします。スジは彫り直しも必要なので、Pカッターでグサグサ行きました。
あ、このキットはもとはRSのブラックスペシャルです。




あちこちスジ堀して、面のうねりをペーパー掛けで修正してサフを吹きました。
古いキットではありますが、今の目で見ると、面のうねりはかなりのもので、400番でガシガシやりましたね。あと、デカールがないのでフェンダーのGTバッジのモールド、研ぎ出しの邪魔なのでトランクリッドの鍵のモールドは削除しました。
部分的にどうしても取れない旧塗装とサフが残ったのですが、特に旧塗装は赤で一部ラッカーで剥離を試みて弱くなってるので、今回サフ入れしてしみ出してくるかと思いましたが、それはなかったようです。
スジ堀時でのタガネとPカッターが走ったキズをパテ埋めせねばなりません。