2012年7月23日月曜日

CZ32 フェアレディZ(1)

思いの外手がかかった2台の後なので、サクっと作ろうシリーズです(笑)。


Zですね。フジミの800円シリーズ(笑)。定価1000円で量販店なら800円前後で販売されているので、勝手に800円シリーズと命名しております。
もう今は定価1600円くらいになっているのですが、在庫のある店なら1000円時代のものがまだあるんじゃないかな、と。
ホイールは箱絵がZ32なBRSを組み入れようと思います。
新車当時はメーカーは別として、外品18吋が入るなんて大きなホイールが入るクルマだなぁ、なんて思っていました。今となっては大径って19吋以上の事をさすようになりましたね。




ボディのプロポーションは可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。ルーフは改修でクローズド化されていますので、特に窓枠まわりがちょっとモタモタした形状でバリも多め。しかしペーパー掛け程度で見れるようにはなりそうです。
パーティングラインもこの時代の標準かな。リア周りは結構ズレがあります。ボディ下部のチッピング対策のシボ(?)まで表現されていますが、パーティングラインの処理をせねばならないので無意味だったりします(笑)



シャーシ周りはこの当時のフジミの標準スタイルでしょうか。厳密とは言えませんが、それなりにモールドやパーツ化されていて、塗り分けをしっかりやれば良い雰囲気になりそうです。今回はサクっといきたいので、黒一色にしますけどね(笑)。
バスタブ内装としてはそこそこ再現度があるドアトリム。ヤル気があるのかないのか微妙なところがフジミらしいキットですよ。



元々付属しているホイールはBBSのような何かです。径も小さいし形状もイマイチ。BRSの箱絵はこのZ32だし、無加工でしっかりとりつくはず、は無い訳でして(笑)。ホイール側の受けの長さが異なりますので、そのままだとトレッドに問題が出て取付できません。
しかしBRSに付属のブレンボキャリパーを入れればきれいにおさまります。おぉ、箱絵を信用してよかったんだ(爆)。



足回りの仮組。ボケてますが、フロントは1.5mmほど前よりなんですね。このシャーシは汎用かな?エアロパーツがない事もあって、車高が高く見えます。ま、タイヤとホイールハウスの位置関係を見れば、車高はこのくらいが好みなので、前後位置含めて修正なんて面倒くさいしこのまま行きます。


かなりキツめの勘合。このあとシャーシ側を棒やすりで1.0mm程度削っておきました。


フジミのプラモみたいに、期待して中身を確認したらガッカリくる、けどそこそこ味はあるじゃん、みたいなマクドナルドをかじりながら、サフを入れ終えてボディカラーの選定中です。
マックも高いですよね、近年。これなんて単品420円ですから。安いから魅力の食べ物だったのに・・・・あら、フジミと同じ感じがするのはワタシだけでしょうかね(笑)。



★新しいパッケージとしては最安値。制作はもうちょっと進行してまして、この時代のフジミ標準で作りやすくて良いキットだと思いますよ。★

2012年7月21日土曜日

KGC110ケンメリ(完成)

塗装以降は特に工夫もせず、書き記すようなこともありませんので、一気に完成です。


ボディはクレオスのマルーンです。
0.3mmのハンドピースで塗装したのですが、途中で塗料が切れてしまい・・・ムラが残ったままになりました。しかもここへきてパテ後の処理が甘いことがわかりました。
クリアー吹いて研ぎ出せば目立たなくなるかな、というもくろみもすっかり外れ、磨きキズも取り切れず、またしてもやっつけ仕事に。





族車らいし工夫は何もありません。やっぱセンスが問われる部分なので、グダグダになるよりは、単色でスッキリ見せる方が失敗はないかと思いまして。ナンバーを仮ナンバーにして、相合い傘のデカールをリアウインドに貼ったのみです。
内装はシートのバリ取りをしてセミグロスブラック一色、コンポなどのオプションパーツも取り付けませんでした。70年台のこの手のクルマは、落ち込むほど暗~い黒内装が好きなもので・・。



塗装はダメダメでしたが、ミラーフィニッシュを貼ることで、ちょっとはシャキっとした感じになったでしょうかね。リアはハの字でないとキマらないと思い、シャフト切断して加工しましたが、ちょっと角度が浅かったかな。


R35はデカイですね(笑)。




2012年7月17日火曜日

閑話休題_ヤフオクで売るということ

実は完成品はヤフオクで出品しています。
どれほどの方にこのブログを読んでいただいてるのかわかりませんが、ご存じの方もいるかも?・・・。

売るために作っているのではなく、どのくらい評価されるのかを知りたくなるものなんです。
作り続けると、置き場に困るようになりますし、ワタシ飽き性なもんで、そう長い間飾ってたりしないものですから(笑)。

評価を知りたければ、他の制作系サイトさんとお友達になって見ていただいたり、コンテストへの応募、クラブに所属して展示などの方法があります。
それは面倒くさい(笑)。
他の方の作風や制作方法を盗む場にはなるんでしょうがねぇ。

ネットオークションは個人売買な訳ですから、とても評価はシビアです。
おかげさまで売れずに回転寿司になった事はありません。ですが、自信を持って出品したからと言って高値がつくわけではありませんし、ちょっと失敗してんだよなぁってなものが予想外に高値になることもあります。もっとも、ワタシレベルの完成品など、そう高値になることはありませんけどね。
NC,NRのお約束で取引していただいてるので、オークション評価でけなされる事はありませんが、「評価」そのものをいただけなかったりするのは、おそらく手に取られて「がっかり」されたんだと思っています。


[ワタシの中では傑作(笑)。パール塗装よし、内装塗装狙い通り、デカール失敗なし、車高調整好みにドンピシャ、研ぎ出しも大満足。6650円で落札されました。非常に嬉しかったです。]

これまで出品した経験上です。
「スカイライン」というのはやはり人気車種ですね。ウォッチリストは1000を超えます。ちなみにインプレッサGDAは400も行きませんでしたよ。他の車種も似たようなものです。他に1000を超えたのはクレスタでした。ネオなんたらの煽りもあると思いますが、70年台後半~80年代のクルマに人気があるのかな?
とは言っても86/BRZやLFA、アヴェンタなどの最新のクルマを作っていないので、比較はできませんが・・(Z33は500くらいでした)。

ウォッチしていて思うことです。
フェラーリは売れない(爆)。1/32~1/20のプラモデルを組み立てても、買う人からすれば「精巧なミニカー」がある、且つそれが数万円なのに売れる市場です。わざわざ素人が作ったものを買う人はまれなようですね。見ていると非常に良い出来で、ディティールアップもしっかりされており、出品価格も低いのですがあまり落札されないようです。
あと、売る気はない方がいますよね(笑)。それで4万とかありえねー!みたいな出品があります。そういう方って、自信のブログへのリンクを書かれたりしていて、「かまってちゃん」とか・・・・やめときましょうか、これはただの誹謗ですね・・・。




[最高値はこれ。11,500で落札いただきました。キットそのものが高いのが値段を押し上げたんだと思います。同じ西Jのアオシマエアロも1万円超えました。]


プラモデルのキットを組み立てて「作品」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが・・・とても違和感があります。上のセレガなど、塗装済みキットですし、誰がどう作ってもワタシ程度の出来にはなります。先日完成させたR35やタミヤGDAインプ、アオシマAE86もそうです。
キットベースにフル開閉+エンジンスクラッチなんてのは「作品」だと思いますよ(とても有名なサイトがありますよね)。
ワタシのように素組、ちょこっと車高調整とか痛車化なんてのは「作品」なんてものじゃないし「工夫」と呼ぶのも烏滸がましいかな。
模型は所詮模倣、それもキットを使ってる以上、創作物のように言うのは・・・と思うのですよ。




[キットの痛みを修正したのみの後期と、ワタシなり(笑)に工夫した前期。後期は4250円、前期は2300円で落札いただきました]


人気車かどうかという事もあると思います。エアロやホイール選択、ディテールアップのセンスもあると思います。もちろん、出来映えがもっとも重要だとは思います。

開始価格にもよるのかもしれませんが、ワタシごときのお遊びレベルの完成品を「お金をだして」いただけるのはとても嬉しいし、それだけの金額・価値あると評価いただけたのだと思うと、好きでやってる趣味に励みがでます。
普通、趣味に励みはいりませんよね。それが得られるのはとてもありがたいと思っています。

ちなみに開始価格はキットの入手価格+α(ホイール代とか、そのキットのためだけに買ったクレオスの塗料なんか)ですので、ほぼすべて1500円開始にしています。R35はキットとホイールが同額(爆)だったので2000円開始にしましたが・・・(入札されなかったりして^^;)。

これからも売るために作る訳ではないし(プロじゃないので、売るために作る技量はないとも言います^^)、ワタシ好みのクルマを細々とやって行こうと思います。で、ヤフオクには出品します(笑)。


自己記録のために書いているブログにこんな事を書くのは、ちょっと訳があります。
「節目」がきましてね、生活の。


次回はケンメリが進めば書きます(進まないのよ、コレが)。

日産GT-R R35(完成)




フジミのGT-Rが完成しました。
エンジンが再現され、部品点数も多くて久しぶりに組立を楽しめましたよ。もっとも、剛性感のない足回りや位置決めの悪いヘッドライト、マフラーにいらいらもさせられましたが(笑)。
今回はサフなしで、極力クリアーも薄めに吹いて、エッジの効いたボディラインがシャキっとするようにしたつもりです。さらにスミ入れもしていません。ボディのスジも深くてきれいでしたし、バンパーとの接合部の幅やボンネット開閉を考えると、墨入れをする事でかえって(ラインの太さが揃わず)だらしなく見えるような気がしたためです。


多くの方がプレミアムエディションを再現されてますが、ワタシはノーマルのグレーシートにしました。シート本体に色がある方が良いアクセントになると思います。フジミのキットらしく、内装のモールドは甘いです。エアコンルーバーにはリング状にしたステンレス線を貼りました。なかなか真円にならずに妥協してしまいましたが、雰囲気は出たかなと思っています。





シャーシもワタシなりに(笑)頑張って塗り分けました。リアのカバーは両面テープ止めにして、はずして楽しめるようにしています。



エンジンルームもキットとしては良い感じですね。ただ、ラジエターキャップなどのデカールが欲しいところです。



ガラスパーツの透明度も文句なし。とても良いプロポーションだと思います。リアはもうちょっと実車は幅広に見える気がしますが、こんなもんでしょう。
細かいパーツも合いは抜群です。素晴らしいキットだと思います。ドアハンドルとボンネットのエアスクープのモールドは甘めです。ここも別パーツならさらにリアルになると思いますが・・・。形状が複雑でマスキングできそうにないので、エアスクープは塗装を見送り、ドアハンドルは全体をシルバーに塗りました。自信がない部分を無理に塗らないのもきれいに仕上げるコツだと思います。あ、手抜きとも言いますね(笑)

次は部品点数の少ないラクチンキットにしようと思います。



日産GT-R R35(5)

フジミのGT-R、大詰めを迎えました。


ガラスはマスキングシールが同封されているのでラクチンです。いつも黒一色ですが、今回はルーフをグレーに。実車はもうちょっと暗いのかな?
エンジンルームもさほど塗り分けは難しくないのです。ボンネット裏はマジマシと見ることもなかろうと、マスキングは適当です。



窓パーツは触って傷つけたくないので、この時点まで未開封でした。こんなにも合いがキツイとは・・・。入りません、これ。塗装前に合わせておかないとダメですね。リアクオーターウィンド下端が浮いていますが、Cピラー周りがどうねじっても入り切りませんでした。ボディのクリア層が割れるかとおもいましたよ^^;



そしてエンジン搭載。K4とK3のパーツはこの時点で装着しました。エンジンは筆塗り部分のムラを
少しでも軽減するため、水性のトップコート(つや消し)を吹いています。
NISSANのデカールはセッターでグダグダにしてしまい、パーになってしまいました・・・。



トランク部分で接着補強をしたため、ライトレンズが入らなくなってしまいまして、若干削ってから装着。サイドマーカー(?)も含め、アルミテープをリフレクター変わりに貼付ました(フロントウインカーも)。


ライトパーツはちょっと苦労しましたよ。合いは悪くないのですが、位置決めがままなりません。
説明書ではユニットにレンズを組み入れてからボディへ接着となっていますが、仮組してみるとライトカバーに干渉しそうな雰囲気が。先にユニットをボディに装着しましたが、これまた接着面がどこにくるのか良くわかりません。Gクリアーを半乾きにしてからボディへのせ、ユニットを入れてはみ出た部分をエナメル溶剤で拭き取りました。その状態でレンズ類を入れて、カバーをかぶせて様子を見ると、やはり浮いてしまう。Gクリアーはゴムっぽい粘着があり、硬化まで時間がかかる事を利用して、カバーが浮かないようにユニットの装着位置を下げました。
ボンネット・バンパー・レンズカバーの合いはごらんの通り。




ボディとシャーシを合わせるのですが、こんな罠があります(笑)。
マフラーを先に装着して入るものなのかしら?位置決めが怪しいので、ボディに接着するディフーザーを先にシャーシに入れてみて、これで位置合わせをおこないます。マフラーカッターの向きが逆になってますが、あとで直しておきました^^;
しかし、もともと接着しろが少ないので、取付時に外れるんだろうなと思ってましたが、案の定外れました。


左側はシャーシに、右側はボディにマスキングテープで止めておいて、シャーシを入れる際にピンセットでガイドして、何とか装着。その後に接着剤にて固定。
エンジン周りの干渉があるので、ワタシはフロントから先に入れました。マフラーの事を除けば、そうキツイ方ではないと思いますが、リアバンパー下のディフーザーにはめる構造になっていて、このディフーザーも接着しろがあまりありません。補強しとかないと外れるだろうな、思っていたら両サイドはやっぱり外れました・・・・。




ナビ画面が寂しいので、シール紙にプリントして貼り付けました。ネットで拾えるメーター画像はそのままではなんだかわからないので、グレーにトーンを落としてみました。なんでこの部分のデカールを省略したんでしょうかね。