2014年10月13日月曜日

SXE10アルテッツァ(1)

ふそうトランポはなかなか時間がかかりそうですし、合間にサクっと行けそうなものを、という事でフジミです(笑)。




サクっと行けそうな、2000年頃のフジミモデルだと思って購入しました。
そうは行かない罠もたぶんあるんだろうな、なんて思うのがフジミファンの楽しみだったりして。

余談ですが、実車発売当時はかなり気になりましたね。カー雑誌はFRスポーツ再来とかとり上げるし、時代的にはそんな車はもううけない(S15やR34もさっぱり売れない時代)、実態は欧米向けレクサスのエントリーモデル(IS)とか・・・。
出てきて一気に興味が失せました。搭載エンジンは何をどう加工しようが、うるさい・回らない・トルクないで大嫌いなS型と今さらどうなのよなG型。チャッチイ内装の極みはおもちゃみたいな「クロノグラフメーター」を見て、マーケティング力のトヨタに何があったんだ??みたいな感じでした。レクサスブランド構築に向けた動きは30セルシオや16アリストで高められていったのに、これがISという車になるんだと思ったら・・・。
実際には遮音材やインテリアマテリアルはISとは全く違うものだったそうなのですが(追加バージョンとなったものが、IS用のものをつかっていたみたい=wiseセレクション等)。

テールランプやフロントグリルの意匠は好きになれませんでしたが、プロポーションは悪くなかったですよ。





キットのプロポーションは悪くないですね。パーティングラインはトランクリッドにある以外は、ルーフからボンネット開口部をうまく利用している、今時の構成ですよ。
ただ、トランクリッドはちょっとキツイなぁ。





このキットはバリエーションのようですが、バンパー一体のエアロパーツ、合いがどうのより、ボディ側のうけがないのですよ・・・。3つ目の画像でよく解りますが、ボディに受けダボがあるのに、バンパーにピンがありませんから。うーん、サクっと行こうと思ったのに、さすがフジミクオリティです。






どうせ合わせる所がないので、という事でモールド甘々なグリルは開口しました。
って言うか、このメッシュグリルモールドの甘さは許せないものがありますよね(笑)






しかし、車高とトレッドは悪くありませんよ。ノーマルで組むなら調整の必要はなさそうです。
が、ホイールはちょっと・・・・フジミクオリティです(笑)。






ふそうFVハイキャブ+トランスポーター(1)

まずはトランポから行きます。ヘッドから始めると、たどり着けない気がしますので(笑)

 
ランナーの多さったら・・・・。
 
 
 



塗装が大変になるのは想像できますので、ある程度組んで・・とか思ったのですが、自家製段ボール塗装ブースにはおさまりませんね・・。
穴がふさがっている、ヒケが多い・・・などとケチをつけてはいけません。初版が30年近く前(と思われる)のものとしては、立派ではないでしょうか。フレームを一本づつにしてしまえば、ここまでヒケはでないのかもしれませんが、パーツ割は組みやすさとリアリティを旨く考えられたものだと思いますし、実際に1/24のカーモデルを乗せる想定での耐力か、これだけの厚みをもたせるなら、当然ヒケは大きくなるのは解っていての事なのでしょうね。金型技術の事はよくわかりませんが、現在の技術ならこのあたりは旨くできるのかもしれません。




キャリアは前部・中・後部とわかれていて、それぞれ仮組を。ダボにピンを入れるのがややキツイくらいで、合いは良好ですよ。
可動は完全に省略されていますが、メカニカルな感じがとても格好良いです、ええ。




ヒケはペーパーとか言うレベルではありませんので、棒やすりでガシガシ行きますよ。カーモデルのボディではありませんので(構造物だと思っています)、少々平滑でなかろうが気にしませんです。
唯一合いが悪かったのがココ。中部の後ろより、上キャリアを支えるダンパー(?)の下部になるのですが、ホイールハウスとの干渉がありました。
先人達も紹介されてますが、「初心者は手を出さないでね」シールがある事にここに来て気付きました(笑)


仮組して、内側はどう見えるのか。
模型的には肉抜きがあるので、ちょっと貧弱な感じですが、実車をよく知りませんが100%□(=box材)で作られている訳ではないと(重すぎる?)思いますので、[(=チャンネル材)で作られてると思えば納得できなくありませんよね。まぁ、改修するのが面倒なだけの言い訳みたいなもんです(笑)。



そうは言っても、リア最後部のダンパー(?)など、ちょっと気になる所は0.3mmプラ板で埋めたり、無意味な穴とちょっと目立ちそうな押し出しピン後はラッカーパテを入れました。ピン後はかなりの数がありますので、すべて処理するのは大変だと・・・・。

で、洗浄まで終えました。今回400番のペーパーと棒やすりなのでサフ必須ですが、手を入れた部分にだけ軽く吹いて塗装へ進行します。いや、全部にサフ吹くと3管くらいいりそうですし、パーツ点数が多いから・・・・手抜きです、はい(笑)。

何色に塗るか、考え中ですよ。