2022年12月31日土曜日

ブルーバードU12

 ハセガワのブルーバードです。

窓枠やサイドプロテクトモール、彫が浅いというかちょっとだるいというか、おそらく実車に忠実な再現なんでしょうが、塗分けとかスジ彫なんかを考えるとワタシ的にはちょっと扱いにくいなぁ。

今回初めて製作記なしの一発投稿です。まぁ、凝った造作するわけでも改造もしてないですし、最新キットはそう苦労することもないので、これまで書いてきたような「過程」は必要ないのかなぁと思った次第。





やっぱり研ぎ出しがうまくいかない。シャープさを失いたくなくて、あまり塗膜を重ねなくなったのと、そうすると下地が出るのが怖くてがっつり「研ぐ」ことに抵抗が出てしまう。

ここらは、ちょっと機材を導入しましたので、次回ご紹介できればと。




当時流行りのターボエンジン+4WDのスポーツセダンなのですが、ギャランやレガシィあたりと比べると、かなり地味なんですよね。ATTESAのデカール貼るつもりなかったのですが、思わず貼ってしまいました。





そうは言うものの、このオーソドックなセダン、これはこれで好みです。





テールライトの複合レンズ(?)の再現はすごく素晴らしいですね。その割にヘッドライトのリフレクターが形状もいまいちでメッキが強すぎておもちゃ感があるように思います。

グリルのsssエンブレムはモールドで、これは別体かデカールが欲しいところですね。

パーツのオプションは望みませんが、XE-Saloonなんてエンブレムのデカールが入っていても良いように思います。そのあたりの遊び心みたいのがあれば、ハセガワのプラモを手に取った時に、ちょっとだけニヤっとできて楽しいのですがね。





流通在庫も豊富なようで、まだまだ入手に苦労することはなさそうですね。


2022年8月22日月曜日

マツダRX-7(FD3S)完成

 あっさり完成しました、させましたw




後付けしたバンパーの合いも良好、車高はやや高い感じもしますが、トレッド方向の収まりもキレイです。ガラスパーツの浮き(ルーフ側と隙間が開く)も極小です。組みやすい良いキットです。





なんか同じアングルばっかりです(笑)。フロントワイパーは省略しています。リアワイパーは歪が大きく、しっかり曲げてガラスに合わせないといけませんね。やや残念なのは、フロントフェンダーのウインカーが別パーツでないことくらいでしょうか。

ナンバーは「RX-7」のデカールがあったのですが、書体もサイズもダサかったので、ジャンクから番号プレートにしました。


こうして太陽光の下に持ってくると、塗装の失敗があらわに。やはり隠ぺい力があまりない塗料のようで、3コートくらいしたのですが、ボンネットなんかはムラになってしまってます。また、どうにもツヤがしゃきっと出ない。研ぎ出しは結構手間かけましたが、クリア層が薄いのでしょうか、塗装の深みもたりません。

あと、どうにもうまく写真がとれません。なんだろ、やはり色なんでしょうか。サイズがやや小さいく丸いということもあって、AUTOではFが合わないのかしら。

パーティングラインはちょっと気になりますが、組みやすくて精度も高い、アオシマらしい良キットだと思います。いつかリベンジしよう。


最終型をフル純正で組むならこれですかね。


2022年7月23日土曜日

マツダRX-7(FD3S)1

 お手付き消化のあとは、サクっと組めそうなこのキットで。

10年ほど前に入手したんでしょうか。この後いわゆる4型のキットが出て、ホイールの固定方法や純正ホイールが入ったりしましたので(5型以降のバンパーも入る)、このキット自体がハズレ的なものですね(笑)。




タミヤのような、ホイールにピンがある足回りです。ボディはバリ多めでパーティングラインもキツめですよ。





5型としての純正ホイールがこのキットにはないので、どうせフルノーマルに組めないのならと、マフラーのみ加工。
街で見る分には、どの形式のRX-7でもマフラーがノーマルの方が少ないかと(笑)。




素組で足回りはこんな感じです。ちょっと高いですが、まぁサクっと行きたいのでこれで進めます。






シート背面はヒケと押し出しピンあとが盛大なので、さすがに光パテで修正。
テールレンズですが、黒で塗りつぶせみたいな指示にあきれますよね。マスキングテープをポンチで抜いて塗分けました。透過するとハッキリしすぎですが、ボディ側にシルバーなんかを塗らないで、そのまま装着すれば良い感じに沈むはずです。





内装は黒一色なので、らくちんです。ペダルのシルバー塗装を忘れていて、そういやマッキーのシルバー買ったんだっけか、と。これ、メッキ調とかではないですが、使いやすくていいですよ。こういうちょこっとしたところでシルバー筆塗りって、筆のメンテ考えると億劫になるんですよね(メタリックは筆からなかなか抜けないので)。



シートセンターはタイヤブラックで塗装しました。ダークグレーの代わりにタイヤブラックをよく使います。こっちのが模型的なコントラストが良いと思っています。



イノセントブルーマイカのイメージが強いですよね、後期。クレオスのダークメタルブルーを使いました。下地を黒にするかグレーサフのまま行くか。実車の色を知らないのですが、深い色合いのように思い黒地で・・・が、ブラック吹くの忘れてグレーサフのまま塗装してしまいました(笑)。バンパー内レンズは塗装が苦になるようなことはありませんが、デカールがあったので使ってみました。


研ぎ出し後、窓枠やスポイラーをマスキング塗装して上下合体。下地グレーだと、ちょっと塗りムラが目立ちますね。あんまり隠ぺい力もない塗料のようです。

実質10日でここまできましたので「サクっと」進みました。
次回完成画像!








2022年6月23日木曜日

ランボルギーニ・カウンタック25th(完成)

10か月ぶりの完成品画像。そして記念すべき50作目、っても意図したわけではありません。

そういえば、12年もやってるんですよ、このブログ。タイトルに記載していますように、自分の記録として残しておきたかったということでスタートしました。カーモデル制作記系では老舗に入っているのではないでしょうか(笑)。と、言ったところで月間アクセスは数百ですけど(爆)。

さて、完成画像です。




とにかくフジミのエンスーを触ってみたかったっていうのがあります。モデラーの鬼門(?)とウワサされるもので、パーツ点数もすごい、ギミックもなかなか、精度はそこそこ、という、ちょっと集大成としてチャレンジしてみたくなるわけです。

これを購入した当時はいくつかのカウンタックが入手可能でした。930やBMWは量販店(通販)には並んでませんでしたね。スーパーカーブームの世代なので、やっぱり400やウルフに目が行くのですが、25年も製造され続けた最終進化系のこれに触手が動きました。





フル開閉というのは出戻って以来初めての制作でした。それぞれのパネルの面やチリを合わせることは、キットの精度からもそう問題はありません。そう、それでも合わないのは、ヒンジが関係してくるからなんですね。とくにエンジンフードは、ボディとはほぼピッタリ合わせられたのですが、いざヒンジを固定すると、ちゃんと閉まらない。ドアも似たようなもので。ヒンジがどう動くのかとか、固定する際に干渉があるのかとか、見極めが慣れてないと難しいんでしょうね。たぶん、フル開閉とかする人なら、このカウンタックのヒンジはすべて作り直しするんじゃないかと思います。





エンジンルームやサスペンションパーツがどこにどう付くのか指示があいまい(不明なものまである)だし、組み立て順序をしっかりシミュレーションしないといけなかったりは、通常「フジミクオリティ」と呼ばれ、そこも楽しみであったりします。パーツにらんで説明書チラ見すると、予測できるんですよ(笑)、これは危険なパーツだ!とかって(笑)。

内装とボディの間がバチピタだったり、ネジ止めのホイールはグラグラで剛性はないのですが、フェンダーとの関係が絶妙だったり、そういう素晴らしい「フジミクオリティ」でもあるので、なかなかあなどれない(笑)





やはりチリは合わせきることができないので、車がクルマだし、開けた状態で飾ることを前提として制作した、みたいな言い訳で進めました。なので、ドアだけはちょっと頑張りました。ドアの開く確度が浅すぎでかっちょ悪いのが、ヤフオくで2万円以上で出品されてましたが・・・。

今回塗装で手を抜きすぎましたね。塗分けが面倒なこともあってブラックにしましたが、ソリッドなので磨き傷も消し切れず、そもそも凹凸すごいボディなので研磨もろくにできてない箇所(ゆず肌状態)も多い。






やっぱりドア開けて飾ると恰好いいですよ(笑)。

手を付けたのが2015年ですからね。足掛け7年となったわけです。途中心は折れそうになったものの、パーツを折ることはなく、無事完成できて何よりです。確かにつらかった作業もあったのですが、このシリーズは組み上げてナンボと言い聞かせながら作業しました。まぁ。それ自体も楽しめましたけどね。


でも、もう一回フジミエンスーやりますか?と聞かれれば・・・やんないっす(笑)。




ね、流通しない途端にプレ値になります。このシリーズは再販があったときに、とりあえずGETしておきましょうw