2022年6月23日木曜日

ランボルギーニ・カウンタック25th(完成)

10か月ぶりの完成品画像。そして記念すべき50作目、っても意図したわけではありません。

そういえば、12年もやってるんですよ、このブログ。タイトルに記載していますように、自分の記録として残しておきたかったということでスタートしました。カーモデル制作記系では老舗に入っているのではないでしょうか(笑)。と、言ったところで月間アクセスは数百ですけど(爆)。

さて、完成画像です。




とにかくフジミのエンスーを触ってみたかったっていうのがあります。モデラーの鬼門(?)とウワサされるもので、パーツ点数もすごい、ギミックもなかなか、精度はそこそこ、という、ちょっと集大成としてチャレンジしてみたくなるわけです。

これを購入した当時はいくつかのカウンタックが入手可能でした。930やBMWは量販店(通販)には並んでませんでしたね。スーパーカーブームの世代なので、やっぱり400やウルフに目が行くのですが、25年も製造され続けた最終進化系のこれに触手が動きました。





フル開閉というのは出戻って以来初めての制作でした。それぞれのパネルの面やチリを合わせることは、キットの精度からもそう問題はありません。そう、それでも合わないのは、ヒンジが関係してくるからなんですね。とくにエンジンフードは、ボディとはほぼピッタリ合わせられたのですが、いざヒンジを固定すると、ちゃんと閉まらない。ドアも似たようなもので。ヒンジがどう動くのかとか、固定する際に干渉があるのかとか、見極めが慣れてないと難しいんでしょうね。たぶん、フル開閉とかする人なら、このカウンタックのヒンジはすべて作り直しするんじゃないかと思います。





エンジンルームやサスペンションパーツがどこにどう付くのか指示があいまい(不明なものまである)だし、組み立て順序をしっかりシミュレーションしないといけなかったりは、通常「フジミクオリティ」と呼ばれ、そこも楽しみであったりします。パーツにらんで説明書チラ見すると、予測できるんですよ(笑)、これは危険なパーツだ!とかって(笑)。

内装とボディの間がバチピタだったり、ネジ止めのホイールはグラグラで剛性はないのですが、フェンダーとの関係が絶妙だったり、そういう素晴らしい「フジミクオリティ」でもあるので、なかなかあなどれない(笑)





やはりチリは合わせきることができないので、車がクルマだし、開けた状態で飾ることを前提として制作した、みたいな言い訳で進めました。なので、ドアだけはちょっと頑張りました。ドアの開く確度が浅すぎでかっちょ悪いのが、ヤフオくで2万円以上で出品されてましたが・・・。

今回塗装で手を抜きすぎましたね。塗分けが面倒なこともあってブラックにしましたが、ソリッドなので磨き傷も消し切れず、そもそも凹凸すごいボディなので研磨もろくにできてない箇所(ゆず肌状態)も多い。






やっぱりドア開けて飾ると恰好いいですよ(笑)。

手を付けたのが2015年ですからね。足掛け7年となったわけです。途中心は折れそうになったものの、パーツを折ることはなく、無事完成できて何よりです。確かにつらかった作業もあったのですが、このシリーズは組み上げてナンボと言い聞かせながら作業しました。まぁ。それ自体も楽しめましたけどね。


でも、もう一回フジミエンスーやりますか?と聞かれれば・・・やんないっす(笑)。




ね、流通しない途端にプレ値になります。このシリーズは再販があったときに、とりあえずGETしておきましょうw