2015年9月27日日曜日

S210クラウン_ハイブリッドアスリート/2500ロイヤル(完成)

さて、完成です。


今回は、塗装に手を焼きました。
ボディカラーはどちらも砂吹きみたいに。もう100番くらいのサンドペーパーみたいにザラザラ。湿度の高い時期ではあったのですが、それが原因なんでしょうか。あれこれ塗料を混ぜた(クレオス一手ですが、標準のとGXと色の素)事なのかと思ってみたり、揮発性の高い溶剤で薄めた、しかも薄めすぎたのが悪かったのかと思ってみたり。エアブラシのハンドピースがくたびれてるのかもしれませんね。
クリアコートで研ぎ出せば艶だけは確保できると思い、そのまま進めましたが、このクリアが(クレオス缶)かぶりまくりだったりもしました。艶は確保できましたが、やはり下地がザラザラ且つムラが多く、特にブルーはあまり良い仕上がりにはなりませんでした。


ロイヤルです。
 
私が買うならこの仕様、2500V6の最低グレードロイヤルを再現です。
新車で買うなら、もっとも安い仕様にするのが一番お買い得というか、それで十分な気がします。上級グレードとの価格差が”そこまで違うものか?”みたいなふうに思える貧乏性ですので(笑)。
180系や200系のように3000があればロイヤルサルーンを選択しますが、2500のみとなりエンジンなど機構面で差がないのであれば、スマートキーやアルミ、HIDまでついているならこのグレードで十分。17吋もオプション選択可能ですし。
ロイヤルサルーンナビなしとの価格差は30万ほどあります。360万前後の価格なので30万差を気にされる方も意外に多いのではないでしょうか。ま、そうは言ってもこのグレードは法人需要対応でしょうがね(笑)。
 
 



 
ダークブルーマイカを狙ったんですが、ちょっと青が強かったですね。
 
 



インテリアはメーカー装着ナビの”つまみ”を削除して、シール紙にディラーOPナビの画像を印刷したものを貼付。下部のコンソールの形状も加工しましたが、まったく見えませんね。
エンブレムは「saloon」をカットして貼付、ドアハンドルはメッキ剥離+パテ修正で地味に時間をかけています。

グリルの塗装もまずまずでしょうか。


アスリートです。

 
ロイヤルサルーンのキットからデカールを転用、アスリートのキットにはハイブリッド用のテールディフューザ(でいいのかな)が入っていますので、この仕様で。このパーツはどこをどう合わせれば良いのか、とりあえず両面テープの細切りで貼り付けています(笑)。あと、リア3面はスモーク塗装してます。
実車では最も人気がある仕様になるのではないでしょうか。私的には3500に触手が動きますね、この代はATが8速になった事もありますし。ただ、なかなか高額なクルマで、金額だけで言うならメルセデスのC180あたりと競合しますし、同じエンジンを積むマークxならATは6速ですが、これより100万も安い(たぶん、世界で最も安い300馬力セダン)ので、そっちに行ってしまうでしょうか。
減税があるので、2500V6とは実質購入価格に差はありませんから、個人ユースが多いと思われるアスリートなら、ハイブリッドに軍配があがるでしょうね。
 
 



 
ノーマルに組むのはきわめて難しいスプリング調整式のサス、このようにローダウンするならとても良い機構です。仮組は適当にして、塗装が終わって上下を合わせる時に、ビスをクリクリして調整するだけで、この程度にできます。リヤはちょっとキャンバーを強めにして、余剰部品のスペーサーを2枚入れてます。仮組でちょっと気になったのでリアフェンダー内側は若干削っていますが、削らなくてもOKでしょう。
 

 
実車がマイナーチェンジを控えており、積んだままも旬を逃がすかと思いまとめて製作しました。秋は物入りなので、サクっとオクで売ってしまおうか(売れれば良いけど)と思います(笑)。
このクラスのセダン、やはりダーク系の色が格好良いなと、一杯飲みながら完成品を眺めています。



2015年9月23日水曜日

S210クラウン_ハイブリッドアスリート/2500ロイヤル(2)

サクっといくつもりなのですが、なんだかんだ週末は時間が取れず。
足回り-内装です。



このノーマルディスクですが、そのままではホイールに干渉して入りません。せっかく新規金型で作ったのに、なんでこうなったんでしょうね。ブラックスタイルの時は見送りましたが、今回はホイール側を削って嵌めることとしました。





 
アスリートから。20吋なので、ブラブラするサスペンション機構を最大限に活かせるシャコタンにします。フロントはやや奥まってしまうので、不要パーツをスペーサーとして片側2枚使用。リアはまぁこんなもんかと思いますが、もうちょっとツライチっぽい方が模型映えするでしょうか。キャンバー角と合わせて、最後に調整することにします。



ロイヤルです。ジャンクパーツから200系クラウンのノーマル車高固定パーツ(と言い方で正解?)が発掘されたので、これで組みました。スプリングを置き換えるパーツもありがたいのですが、よく観察すれば、赤丸の部分が最大の差なので、200系のパーツが無くても、ここを加工すればガタ付きなくノーマル車高制作が可能なようですよ。



ちょうど良い感じの車高になりました。低グレードをきっちり再現するなら16吋が必要かと思いますが、実車でもこの17吋はオプション選択可能です。2台同時進行なので、シャシを入れ替えて遊べます(笑)。
余談ですが、クラウンは中級以下のグレードでもホイールのオプション選択が可能でした。120系ならすでに民間購入はないと思われるスーパーデラックスでも選択可能だったと記憶しています。
仮に私が実車を買うなら、低扁平なタイヤは嫌いなのですが、16吋のデザインとシルバー塗装のみの質感のなさを敬遠してこの17吋を選択すると思います。



内装です。アスリートはリア3面にスモークを吹き付けました。フロントウィンドのミラーが付くあたり、厳密には黒で塗りつぶしてはいけないのですが、トップシェードを再現するのもうまくできないので、ここはこのままです。
ロイヤルは焦げ茶(チェスナット)をウッドブラウンで、アスリートはブラック革をセミグロスブラックで。アスリートは光沢あり、半光沢、光沢無しを使い分けたのですが、写真だと・・・。
ロイヤルは塗り分けを間違えた部分があるのですが、あまり見えないしこのまま行きます。ステアリングスイッチは埋めなければならない部分もあるのですが、手抜きです。




メッキ調塗料はガイアノーツのプレミアムメッキシルバーを初めて使いました。が、クレオスのメッキシルバーネクストの方が全然良いと思われますね。機会があったら実験してみますが、ガイアのは下地をちゃんとしてないと光沢が出ないのかもしれません。クレオスのは少々下地が荒れていても、艶のないステンレスっぽいメッキの再現はできます。
フロントグリル、ブラックスタイルの時は面相筆でエナメルシルバーを入れて後悔したので、今回は細切りマスキングテープで頑張ってみました。が、あまりメッキ感がない・・・。やはりメッキシルバーネクストで吹けばよかった(試し吹きくらいしろよ、オレ)。






勘合のキツイグリル類をはめて、シャシとボディを合わせました。しかし、どうしてここまでグリル・レンズ類の勘合がキツイのでしょうか。先のホイルディスクもそうですし、設計ミスと思えるレベルです。まもなく実車は後期モデルが登場しますので、このキットも追従するんでしょうが、その時は改善して欲しいですねぇ。






2015年9月7日月曜日

S210クラウン_ハイブリッドアスリート/2500ロイヤル(1)

※9/8本文修正しました

積んでいる210系クラウンです。
今秋にはマイナーチェンジするようですし、旬を逃す前にまとめて制作します。
制作記的なものは前回の「ロイヤルサルーン・ブラックスタイル」で書いたので、今回はそこは省略して、部分的ハイライトのみ記録を書いておきます。




2台同時進行です。デカール差し替えで、アスリートをハイブリッド、ロイヤルサルーンをガソリン車にします。厳密には同じエンジンでもアスリートとロイヤルシリーズでメーターが異なるらしいのですが、組んでしまえば、まぁそんなに見えませんから。
 
アスリートは購入当時にノーマルホイールが品切れだったので、20吋仕様です。
どうせ、標準車高に組むのが難儀なシャシなので、ノーマルボディにローダウンなよくある仕様で行けば良いかと思います。
 
 


アスリートのバンパー、フォグ周りの再現はイマイチなようです。今回はキット通りの「G」グレードで行こうと思いますので、サンルーフは開口しました。サフまでは概ね難なく進行。
 
 




ロイヤルサルーンGは低グレードの「ロイヤル」にします。MOPのナビなしなので、画面左右のツマミを削除。センターコンソール下部は蓋なし小物入れ状態に切り抜き、シートバックグリップはないので、穴を埋めていきます。
 
 

この「ロイヤル」はドアハンドルの形状がメッキモールが無いため異なりますので、パテを使って整形しました。ここって結構キモですよね(笑



アスリートGはオプションのブラックマイカをクレオスのメタルブラック+ウィノーブラック+クリアで塗装。ロイヤルはダークブルーマイカにしようと・・・・あら?WRブルーみたい?? 
結構日があたると”青”っぽいのですよ、実車色は(やや言い訳)。
実車忠実再現だと、黒(濃)っぽくなりすぎる嫌いがあったので、このまま進めます。どうも、天候もよくないし、エアブラシの調子も悪く(買い換え時期かも・・)、塗装が砂吹き様になってしまいました。クリアを重ねて研げば何とかなるだろう、で、艶は出ましたが、柚肌はものすごい事になっています。

えぇ、カウンタックで行き詰まってるので、コレをやってる訳ですよ、ハイ(笑)