2015年11月1日日曜日

スカイラインGT-R V-spec(R33)

スカイライン率が高いワタシですが、やや久々にスカイラインです。

 
いわゆるワタシの中の800円プラモではありませんが、それに近い、要は低廉キットであります(笑)。
現代スカイライン(勝手に命名)であるR31以降のモデルでは、もっとも不人気だと思われる33です。しかしながら近代スカイライン(勝手に命名)であるV35の出現によって、やや安価に入手できる中古車としては、ちょっとした人気になりましたね。
今回は意外にも複数メーカーから複数バリエーション(タミヤ、アオシマ、フジミ,GTS、GT-R)が販売されている中、これを選んだのは安かった(1100円程度)という以外の理由はありません(笑)。
 
 
板シャシからは進化したようですが、過渡期(?)でしょうか、ステアリング機構はありません。これだったら板シャシのがよかったと思うのはワタシだけでしょうかね。
 
 




フロントグリルはモールドは素晴らしいものの、抜けてはいません。モールドがきれいでも、位置を考える(奥まっている)とエンブレムの塗り分けはそう簡単ではないかも。
パーティングラインはややキツ目ですが、まぁ何とかなる範囲ですね。この時期のボディは各部の筋が広く深いので、掘りなおす必要はないのですが、完成時には多少おもちゃっぽくなります。回避するにはパテ埋めして掘り直しですが、それはかなり上級テクニックかと思いますが、いかがでしょうか。
 
 



NISMO仕様ということでN5Rとかいうホイールが入っていますが、形状はもっさりしており、径も小さい(17吋?)ので、ジャンクパーツ化していたレオンハルトを入れようと思います。
フロントアクスルは、ストラットのような何かに邪魔されて、シャシに取り付けできないフジミクオリティ。ここを切り飛ばし、受けも削って車高を落とします。リアはシャフトを2mmプラ棒で置き換え、外からの差し込みにして、シャフトと穴の”遊び”を利用してハの字に見せます。
 
 


フェンダー内側は削っておきました。車高は自分好みになりましたが、もうちょっとキャンバー付けても良いかもしれません。VIPセダン用のホイールですが、意外と似合いますね、コレ。




ドアミラーはちょっと酷い状態。ヒケは大きいし、ドア側の取付モールドに馴染む気配がありません。0.6mmの真鍮線で取り付けることにしました。ヒケは瞬着ででも埋めますかね。




マフラーもちょっと派手目なものをジャンクから転用です。そのままだと右左が逆なので、中央で切断して入れ替え。これはメッキ塗装にしましょうかね。


後は内外塗装するだけの簡単キットです(笑)。

 
 
 


2015年10月31日土曜日

レクサスLS600hL(1)

フジミのレクサスLSです。

この2013モデルはⅢ型とでもいうんでしょうか。実車マイナーチェンジのたびにプラモもマイナーチェンジしていますね。新規の金型追加はそこそこお金がかかると思われますが、一定量出るからなのでしょうかね、フジミが投資するのは。






前後のバンパー、とてもモールドがシャープでキレイですね。ただ、クリアランスソナーのセンサー、再現してくれるのはありがたいですが、小さな○状故にヒケもありますし、スジも浅い。ここはアオシマのように割り切って無視しても良いと思いますが・・・・。ダッシュボードはスイッチ類のモールドはやや雑な感じですが、許容範囲ですね。
サイトの完成品が画像を見た時から微妙な感じがしたスピンドルグリル、どうも縦桟が目立ち過ぎるようですね。




マスキングシールは全窓対応。これはありがたい。さらにテールランプ分まで入っています。
メタルインレットも入っていますが、前型より500円ほどアップして3500円にもなっているので、これくらいは入っていてもらわないと。




助手席のシートバックには、ヘッドレストを前倒しできる機構があり、その溝がシートにモールドされていますが、説明書は左右逆の絵になっています。ってか、キットは両方溝あるぞ。こういうところがフジミクオリ・・・・。





ホイール替えて車高を落とそうかと思ったのですが、フジミのボディにはアオシマの20吋はやや小さいですね。タイヤの外径もフジミの18吋とほぼ同じ。あてがってみてもいまいちパッとしないので、やはりノーマルで行きます。






大した塗装もありませんで、キャリパーなどを焼鉄色、シャシ全体はセミグロスブラックの缶スプレー、排気系を軽くマスキングしてプレミアムメッキシルバー。やはりクレオスのネクストの方が良い感じがします。



ボディはパーティングラインも少なく、ヒケもほとんどありません。気になったのはココ、リアバンパーとボディの段差。きれいなボディなのでやや残念ですが、ペーパーを当てれば気にならないレベルには持って行けました。




サフは初めてブラックを使用してみました。これ良いですね、マットブラックな感じになって(当たり前)。車種によってはこのままにしたくなるかもしれません(笑)。





ボディカラーはせっかくですのでハイブリッド専用色であるブラックオパールマイカにしてみようと思いますが、これが紺なのかパープルなのか、とても微妙な色ですね。
まずはベースに色の素とクリアシルバーで調色。肉眼では結構マゼンタ寄りですが、写真だとブルーですね。クリアシルバーは初めて使いましたが、濁りがないのでこれはメタリックの調色に非常に便利。ただ、色の素も含めて隠蔽力はゼロです。これがあったので、黒サフを使った訳です。




オーバーコートなしでは再現できそうにない色ですので、今回はこれも初めて使うGXクリアブラック。試し吹きすると結構濃い感じだったので、GXクリアーと3:1程度に混ぜてみました。



オーバーコート2層目でこれくらいに沈みました。なかなか良い感じになりました。








2015年9月27日日曜日

S210クラウン_ハイブリッドアスリート/2500ロイヤル(完成)

さて、完成です。


今回は、塗装に手を焼きました。
ボディカラーはどちらも砂吹きみたいに。もう100番くらいのサンドペーパーみたいにザラザラ。湿度の高い時期ではあったのですが、それが原因なんでしょうか。あれこれ塗料を混ぜた(クレオス一手ですが、標準のとGXと色の素)事なのかと思ってみたり、揮発性の高い溶剤で薄めた、しかも薄めすぎたのが悪かったのかと思ってみたり。エアブラシのハンドピースがくたびれてるのかもしれませんね。
クリアコートで研ぎ出せば艶だけは確保できると思い、そのまま進めましたが、このクリアが(クレオス缶)かぶりまくりだったりもしました。艶は確保できましたが、やはり下地がザラザラ且つムラが多く、特にブルーはあまり良い仕上がりにはなりませんでした。


ロイヤルです。
 
私が買うならこの仕様、2500V6の最低グレードロイヤルを再現です。
新車で買うなら、もっとも安い仕様にするのが一番お買い得というか、それで十分な気がします。上級グレードとの価格差が”そこまで違うものか?”みたいなふうに思える貧乏性ですので(笑)。
180系や200系のように3000があればロイヤルサルーンを選択しますが、2500のみとなりエンジンなど機構面で差がないのであれば、スマートキーやアルミ、HIDまでついているならこのグレードで十分。17吋もオプション選択可能ですし。
ロイヤルサルーンナビなしとの価格差は30万ほどあります。360万前後の価格なので30万差を気にされる方も意外に多いのではないでしょうか。ま、そうは言ってもこのグレードは法人需要対応でしょうがね(笑)。
 
 



 
ダークブルーマイカを狙ったんですが、ちょっと青が強かったですね。
 
 



インテリアはメーカー装着ナビの”つまみ”を削除して、シール紙にディラーOPナビの画像を印刷したものを貼付。下部のコンソールの形状も加工しましたが、まったく見えませんね。
エンブレムは「saloon」をカットして貼付、ドアハンドルはメッキ剥離+パテ修正で地味に時間をかけています。

グリルの塗装もまずまずでしょうか。


アスリートです。

 
ロイヤルサルーンのキットからデカールを転用、アスリートのキットにはハイブリッド用のテールディフューザ(でいいのかな)が入っていますので、この仕様で。このパーツはどこをどう合わせれば良いのか、とりあえず両面テープの細切りで貼り付けています(笑)。あと、リア3面はスモーク塗装してます。
実車では最も人気がある仕様になるのではないでしょうか。私的には3500に触手が動きますね、この代はATが8速になった事もありますし。ただ、なかなか高額なクルマで、金額だけで言うならメルセデスのC180あたりと競合しますし、同じエンジンを積むマークxならATは6速ですが、これより100万も安い(たぶん、世界で最も安い300馬力セダン)ので、そっちに行ってしまうでしょうか。
減税があるので、2500V6とは実質購入価格に差はありませんから、個人ユースが多いと思われるアスリートなら、ハイブリッドに軍配があがるでしょうね。
 
 



 
ノーマルに組むのはきわめて難しいスプリング調整式のサス、このようにローダウンするならとても良い機構です。仮組は適当にして、塗装が終わって上下を合わせる時に、ビスをクリクリして調整するだけで、この程度にできます。リヤはちょっとキャンバーを強めにして、余剰部品のスペーサーを2枚入れてます。仮組でちょっと気になったのでリアフェンダー内側は若干削っていますが、削らなくてもOKでしょう。
 

 
実車がマイナーチェンジを控えており、積んだままも旬を逃がすかと思いまとめて製作しました。秋は物入りなので、サクっとオクで売ってしまおうか(売れれば良いけど)と思います(笑)。
このクラスのセダン、やはりダーク系の色が格好良いなと、一杯飲みながら完成品を眺めています。