2017年1月8日日曜日

ホンダNSX(NC1)(完成)

さて、完成です。







タミヤらしく、非常にパーツの精度の高い良いキット、、、と言いたいところなのですが、どうにも細かい所に罠が多いと言いましょうか。
ホイールが日本仕様でない事からも、実車の発売に合わせなければならなかったタイアップのせいで、細かい検証が不足しているのかと勘ぐります。




そうは言ってもさすがのタミヤ、この複雑な構成で、ほとんどのパーツが仮組なしでバッチリ行くところは大したもんです。ルーフやメーターバイザーのカーボンですが、ガンメタ塗装指示になっていますが、ここはデカールくらい入れてあっても良いと思いますが、これも日本仕様(実車)が決定する前に確定されてしまったからでしょうか。



ブレーキ周りはちゃんと塗装した方が良いでしょう(笑)。見えるのは解っていたんですが、やはりカーボン+シルバーよりは、メッキディスク+赤キャリパーの方が模型映えして良いと思います。
意外によく見えてしまう両サイドのインテーク。よく見えるのはメッシュデカールで、実車だとチラっと顔を出すインタークーラーが見えません。せっかくここにあるのに(笑)。ウデのある人ならここはメッシュに置き換えるのでしょうね。もしかしたらエッチングが出るのかも。



こうして部分的に見ると、エッジと局面が複雑で格好良いです。フロント周りもホンダっぽさがあります。ただ、このクルマって色気が無いんですよね。美しくないという事はないのですが、整然としすぎていると言うんでしょうか。化粧品売り場のデパガ(死語?)みたいなんですよね、キレイだけど(客をたたせるため)花がない、後になると顔を思い出せない、みたいな。





そういう印象は最初からありましたので、あえてスッキリ白で行こうと思いました。あまりに派手さがなくてビックリしていますけど(笑)。ただプラモとしての制作には満足行きましたし、ソリッドの白でツヤもキレイに出て、スジもキレイに通っていると思っていますので、今回はルーフサイドを除いて墨入れはしませんでした。
組んでしまえば見えなくなるエンジンやモーターですが、その構造を見ることができるのは楽しいですよ(もちろんそれなりに省略されていますが)。一部を除いてはタミヤならではの出来映えですし、パーツ点数も多すぎない事から、組むのが楽しいキットでした。
ただ、また組むかと言われると、たぶんないと思います。

貼り忘れていたメタルシールを貼った画像を追加↓