2012年3月17日土曜日

UZS186マジェスタ(1)

さて、ハチロクの合間にサクっと進められる(はず)キットに着手です。



入手は1年半くらい前でしょうか。やはり家電量販店の叩き売りです。
最初からタクシーネタにしようと思っており、合わせて購入しました。
20吋のホイールを履いたタクシーがいるのかはわかりませんが、19吋を履いている車は実在するのが、東京の個人タクシーの面白いところです。ま、一度20吋使ってみたかったというのが本音です。
東京の個人タクシーの売り上げは、大阪の倍近くあるらしい、と大阪の個人タクシーの運転手さんに聞いた事がありますが、あれだけガソリンを燃料としている高級車が走っている訳ですがから、あながち本当なのかもしれませんね。





あーあ・・・・。
ボディが歪んでいます。しかもルーフ押されなどというレベルではなく、ボディ全体が捩れてしまってます。このキット、箱から全部出してしまったら最後、うまく元に戻すことができません。そう無理矢理押し込んだ訳ではないのですが、やはり保管の間に妙な力が加わったのでしょう・・。





パーツ請求しようかと思いましたが、やれる事はやってみようという事で、修正してみました。
最初は熱湯につけてジワっと手で捻ってみましたがラチがあかず、電気ストーブで加熱するという暴挙に出ました。
バンパー・サイドステップを取付け、シャーシを組み立てて状態を確認します。
使い物になるかならないかの瀬戸際、一気に作業を進めました(笑)。




ほぼ問題ないレベルまで戻せました。まだ若干歪んでいるようですが、写真にしてみて違和感がないのでこれで進行します。
スプリング調整式のシャーシですが、構造は面白いのですが、各パーツのクリアランスが大きくて剛性感がなく、ねじ調整で車高が下がっているのか、パーツの遊びで下がっているのか疑問です。これくらい下げれば特に問題ないですが、ノーマル車高で組む場合は、調整が面倒になると思います。



さすがに一度歪んだ物はドンピシャに戻す事はできません。ガラスはサイドが浮いてしまうので、切断して別パーツにしました。




シートバックのパーツがあるのは良いですが、分割位置がかなり目立つのでパテ処理しておきました。どうせタクシーパーツのカバーで見えなくなる事は作業後に気づきましたよ(^_^;)
ボディはベースホワイト・GXホワイト・パールまで各乾燥時間を1時間程度で一気に進めました。

そうそう、マークⅡも同様に歪み修正に着手しましたが、Aピラーが折れました・・・。箱に詰めて無かったことにしております(笑)。