2013年3月9日土曜日

クラウンGRS202(1)

やはり、現代車=近年発売されたプラモは制作が楽、ということでアオシマから選択し、クラウンです。ゼロの次でイチクラなんて呼ばれたりしていますね。

すでに新型が発売されて、リボーンとかなんとか。ピンクのボディ、4ドアのサルーンでも、これが欧州車の高性能版だったらさして驚くほどもないことなのでしょうが、国産保守の代表格とも言えるクラウンですから意表を突かれた感じではありますよね。
それにしてもゼロに戻ったりリボーンしたりと、お忙しいクルマで(笑)



アオシマ200系クラウンは180系やその他とシャーシを共有していて、賛否両論あるスプリングを介したメンバーをネジ調整シャコタンにする仕様です。下げる分には好都合なんですが、ノーマル車高にするにはネジを遊ばせてもかなり低い目になる感じなので、フルエアロ的なキットの方が再現度という点では良いように思います。これはhs250といっしょにヨドバシ通販で入手。rojamというサードパーティーだそうです。
 
 




楽なはずの現代キット・・・。金型のメンテが悪いのでしょうか。バリは窓枠周りにやや多めです。パーティングラインは右フェンダーでかなりきつめ、トランク周りは爪で当たって段差を感じるほどあります。サンルーフのモールドがありますが、開けないなら裏側モールドはパテ埋めしないと塗装が透けそうですね。




開口部のスジはそこそこ深くて綺麗なんですが、ウィンド下端はなぜかスジがないので、いつもの0
3BMCタガネで彫っておきました。あと、アオシマのこの時代のキット、サイドシルのエアロパーツに接着しろがあまりないので、ちょっと補強しておかないと研ぎ出し時などにペキっといきそうです。





ボディパーツの合いは良い方です。ややリアバンパーが開き気味なのと、合わせ目のラインが一定しないところがあります。これもBMCタガネで整えました。





シートはロイヤル系のベージュ(?)が成形色です。シートバックを再現してくれるのは良いのですが、相変わらず分割位置がマズイし合いもよくありません。特にヘッドレスト後部は段差が大きいです。
半年以上使っておらず、ちょっと固くなったMr.ホワイトパテを溶剤でだましだましで塗りたくりました。乾燥後は400番ペーパーでガリガリいきます。





 これは実車にない色だよね、とわかりつつも、hs250の時に意外に綺麗で気に入ってしまった、うす~いブルーのパールにしてみます。今回はHS250の時の調色の元色になったグレーだけを使い(これがかなり青いグレー)、パールをオーバーコートしました。下2枚はクリアまで吹いています。
もうちょっと黄色い方向のグレーを下地にしてプレミアムシルバーを再現したかったのはナイショです。。。


塗り忘れではありません。ボディへの合わせと単パーツ状態で塗装・クリアが面倒だし、趣味でないので、このルーフエンドスポイラーは見送ります。