2013年6月9日日曜日

R32スカイライン GTS-t・GT-R(完成)

2台揃って完成です(ホントは1週間GTS-tのが早かったんですけど)。



 
ネットでの作例を見ていると、なんだぁ、所詮フジミクオリティかぁ、なんて思っていました。
特にライト周りとホイール。
作例を批判する訳ではありませんが、ちょっとマジメに組めばそれなりに、いやかなり満足行く出来ではありませんか。実車に乗っていた(ECR32・後期のGTS25)こともあり、ボディの研ぎ出しを行っている時に、昔洗車でよく触ったボディラインの感触を思い出しました。
 
 
 


 
いいですよね、今時にはないロングノーズなボディが。こういうアングルだと映えて格好良いです。
ワタシがGTS25を購入する時、随分とこのワインにするかで悩みました。購入時は長く乗るつもりでしたし、青空駐車だったものですから、経年による退色やクリアの痛みを嫌って避けました。白かシルバーだとテールレンズがちょっと浮いて見えるのが良い感じだと思えたのでシルバーにしましたが、町中でこの色を見ると、時折後悔したものです。
 
 


内装がGT-Rと共通であることからも、こちらの方が後に出たキットだと感じます。ボディラインもシャープだし、錯覚かもしれませんが、クリアパーツもちょっと金型が異なっているような気もします。
インテリアが意外にも形状は良い感じでした(モールドは甘いけど)。ステアリングも特徴をよく捉えていると思います。
外観はボンネット下端両サイドを処理することによって、結構イイ顔ツキになったと思います。プロジェクター仕様のライトレンズがちょっと甘い感じがしますが、前期として組む分には問題ないと思いますね(実車は前期後期で結構異なりますので)。
ライトレンズやウィンドモールBピラー周りをしっかり仕上げればもっと良いものになるでしょう。




BNR32・GT-Rの方はちょっと金型がお疲れな感じです。ウインドモールもダルいですし、パーティングラインもGTS-tに比べるとキツめ。各部スジもよれてる感じですね。
ライトのリフレクター形状も実車と異なる感じでリアリティが低いですね。BBSのような何か、なホイールは少しアクリルのブラックを薄めたもので汚して立体感を演出したつもりですが、1吋小さい感じが否めません。


そうは言っても造形はなかなかのもの。バランスよくまとまっていると思いますし、ホワイトに塗装して、手前味噌ですが、実車のイメージ通りのリア周り。ちょっとウイングが大きい気もしないでもないですね。ライトリフレクターとフロントグリルを綺麗に作り込んで、モールドをしっかりスジ彫りすれば、これもかなり良いものになると思います。


今回はとても楽しい工作になりました。800円シリーズなので、細かい再現がある訳でもないですし、シャーシとの合いも一部悪い所もありますが、キット(ボディ)の出来が良いですし、部品点数も少なく組みやすい。プラモデルってこういうもんだ、というキットですよ。

今でも手に入るキットですし(金額は上がりましたが)、また組んでみたいですね。
こんどはしっかり手を入れて、自分が所有していたGTS25にしてみたいもんです。