2013年12月14日土曜日

GRS202クラウンロイヤルサルーン後期(3)

【2013標準制作 内装編】





内装と足回りのパーツは、洗い桶に食器用中性洗剤を溶かして泡立てたものに、小一時間付けて洗浄としています。
アオシマのシート、背面が別パーツになっているのは良いんですが、どうにも分割位置が目立ち過ぎるため、パテで埋めていきます。パテ盛りする前には、足付けをしておかないと、パリンと剥げてしまいますよ(笑)。
今回はタミヤのエポキシを使いました。これは作業がラクで良いです、2剤混ぜる際には水を使えますので、手でコネコネしております。余分に盛って、硬化後はカッターで削ぐようにしてからペーパーをかけています。







内装は革シートの再現という事で、ベージュ内装に。塗料はサンディブラウンを選択。実車よりやや黄色っぽい感じがしますが、まぁ良いでしょう。
ダッシュボードとドアトリム上部のセミグロスブロックをちまちまとマスキングテープを貼って塗り分け、木目パネル部分は、ウッドブラウンを塗ったあと、ブラックで木目模様っぽい何か(笑)を面相筆で塗り、エナメルのクリアーレッドを筆塗りします。スイッチ類はエナメルのフラットホワイトを面相筆の先につけてちょこっと乗せる感じです。
ちなみに、前期後期でダッシュの下半分の塗り分けが大きく異なります。
ドアトリムのアームレストにボリュームの無さを感じるものの、組んでしまえばそれなりの出来映えと感じますね。




窓ガラス、後部のプライバシーガラスを再現します。クリアグリーンとクリアスモークを調色し、さらにクリアーで薄くしたものを吹きます。調色は「結構薄いけど大丈夫かな」程度にして、濃度は吹きつけ回数で調整していきます。なかなかムラなく塗装する事は難しいのですが、何とか許容範囲になったようです。




 
マスキング2時間、塗装3分です。表から見て黒になる部分を先に吹き付けます。マスキングテープは6mmをタミヤ、その他12~24mmは3Mのものを使っています。
 


ブラックが乾いたら、内装色の塗装。非常に面倒な作業ではあるのですが、現代車モデルは結構窓から内側が見えますので、やっておいた方が満足度は高いと思います。