2025年8月4日月曜日

フォードGT(3)

 さて、hiro~氏のフォードGT製作は順調に進行中です。今回はシャシーの組み立てから内装、エンジンパーツの一部までを一気に組み上げていく展開となりました。



作業はかなりテンポよく進んでいるようで、細かい工程の写真がところどころ抜けてしまったのは、嬉しい悲鳴といったところでしょうか。「こういうのは波に乗ったときが一番大事」と、hiro~氏。模型あるあるです。

シャシー部分はタミヤらしいしっかりした構造で、組み立てやすさとリアルさが両立しています。特にサスペンションアームのトラス構造は見どころで、塗り分けと組み立てでしっかり雰囲気が出ていました。ただし、完成時にはほとんどがアンダーパネルで覆われてしまうため、「この努力は自己満足なんですよね〜」とhiro~氏。ええ、それが模型の醍醐味ですとも。







インテリアは、キット指示ではシートがホワイト指定となっていましたが、hiro~氏は「こういう車はオプションでいろいろ選べるはず」との判断で、ボディカラーに合わせてキャラクターイエローでまとめています。ブラックとのコントラストが効いていて、非常にスポーティな印象です。

ダッシュボードやセンターコンソールもシャープな造形で、GTロゴのデカールも丁寧に貼り込まれていました。ピアノブラック系のツヤ感が抑えられているのが、実車のカーボン調を思わせていい雰囲気です。



なお、ヘッドライトユニットは複数のパーツで構成され、細かく再現されていますが、hiro~氏的には「構成数のわりに見栄えがあまりしないですね」とのこと。確かに、クリアパーツ越しに見るとディテールが沈んでしまう印象もありますが、それでも完成後に光を入れて角度を変えると、グッとリアリティが増すかもしれません。