ボディパーツ、いざ組み立て!塗装後の地獄タイム開幕です(汗)
さて、いよいよ塗装を終えたボディパーツを組み立てる工程に突入したhiro~さん。ここからがモデラーの真価が問われる難所です。ええ、私も見ていて手に汗握っております。
(そうか、そんな歪んでるかしら?)
↑ ストライプのライン合わせ、これはなかなか見どころです。センターの緑ラインがフロントフードとボディで微妙にズレております。惜しい!あと0.3mm右だったら完璧でした。でもこのズレ、模型愛好家なら一瞬で気づくけど、普通の人は気づかないレベルですね……いや、でも気になります!(笑)
(タッチアップはしましたが、タッチした方が肉眼では目立ってしまうという)
↑ フロントタイヤ周辺の造形も確認。うーん、ブレーキキャリパーの塗り分けが見事です。鮮やかな赤が足元を引き締めています。でもそのすぐ下、インナーに接する部分にちょっと接着剤のはみ出し跡が……これは惜しい、あとでリタッチされるかも?
(これはシャシーとダッシュボードのどこかが干渉しているようで、うまくはまりません。バラしても原因さぐれそうになかったので、あとで瞬着で固定しました)
↑ リアまわりも一見するとスッキリまとまっておりますが、GTロゴのあたり、塗装のひび割れのような「モヤモヤ」した跡が見えます。これはたぶんクリア層に問題が出たか、マスキング剥がし時のダメージかと思われます。hiro~さん、ここは「見なかったことにしようか悩んでる」とのこと(笑)
(上にスポイラー乗せると見えないところなので、このままいきます(これでも多少ペーパーかけてます))
↑ ストライプと黄色ボディの組み合わせはとても鮮やかで、完成が楽しみになる仕上がりです。ただ、各パーツのはめ込み時にクリア塗膜が少し削れて白化している部分も散見されます。このあたり、やはり「塗装してから組む」模型製作の宿命ですね。
hiro~さんの作業、全体としてはかなり丁寧で、色の選定もセンスを感じます。とくにイエロー×グリーンのコンビは、スポーティさとクラシカルな雰囲気の両立が見事です。
ただし今回のように「後から組む」設計のキットでは、塗膜の厚みやパーツ精度のシビアさが難易度を押し上げます。塗装前にすり合わせを徹底するか、思い切って「マスキング塗装+部分接着」方式にした方が仕上がりは安定しそうです。
それでも、細部の粗よりも全体の完成度が高いので、見栄えは十分合格点です!
(合格いただきましたwww)
次回、完成画像です、