2011年1月30日日曜日

スカイライン/ER34 25GT-T NISMO (2)

さて、車高の調整です。

フロントはストラット頂部にくるホイールハウスの取り付け穴を加工しました。

まずは穴を開けて、、



プラ板に穴を開けたものを用意します。縁にはガイドとするプラ棒を。
上の画像にある穴開け前に、これを作成しました。
(じゃないと、元の穴の位置がわからなくなりますから)


 ガイドに合わせてセットして、


ホイールハウス側から見るとこんな感じです。
ちょうどホイールハウス分の厚みだけ、車高が下がる感じです。

結構のめり込んで作業していたので、画像を取り忘れましたが(笑)リアはストラット頂部の取り付け位置の高さは変えず、内側2mmくらいにピンバイスで穴を開けて、八の字に持って行きます。


ホイールをセットしてみた状態。
フロントはまだ高いかな・・・。



リアは角度はキツすぎですね。



この後、ちょこちょこ微調整。
加工前と加工後の状態です。
実際に走行できないような車高は模型といえども好きではないので(それはそれで、ネタによってはアリだとは思いますけど)、この程度がちょうど良いと思っています。


ブレンボのキャリパーが付いたディスク、説明書通りだと奥まっていて見栄えが悪くなります。
スペーサーを加工して取り付けます。



模型的にはこういうパーツは良いですね。足回りが目立ちますし、いかにもソレっぽくなります。
実車だったら、ダストはすごいはパッドは高いは、一般走行で恩恵を受けないどころか、応答が悪い(気がする)ので、絶対装着しませんがね。
キャリパーは金色に塗装。ホイールはnismoのデカール貼って、水性の半ツヤを塗装しました。



ボディと合わせてみます。
やっぱちょっとフロントが高いように思いますが、まぁこれで行くことにします。



次回は塗装です。







2011年1月23日日曜日

スカイライン/ER34 25GT-T NISMO (1)

さて、次はこれを作ってみようと思います。
またスカイライン(笑
これは近くのハードオフでDR30マシンRS2と一緒に1000円で入手しました。
20年以上プラモデルから離れてた事もあって、○○シリーズなんて言われてもよくわかりません。
箱の退色が酷いので、実車デビュー当時の10年前くらいのものかもしれませんね・・。
購入してからネットで情報を探しました。GT系は、このフジミのバリエーションかアオシマの4ドアでドリフト仕様しかないようです。Rは複数メーカーからいろいろなバリエーションが出ているみたいですね。


バスタブ内装というやつですねw
シートの造形なんかは悪くないようですが、ドアの内張は省略されています。


自分にとっては現代ブラモデル。パーティングラインなんかは、うまくピラーのモールに沿うようになってますし、目立ったヒケもないようです。フロントはバンパー左右にライン。

リアはテールライト上部からトランクリッドにかけて水平なラインと、バンパー両サイドに。
これくらなら処理は楽々ですね。バックランプ横に、少しヒケがあります。シャーシ受けがこの位置にあるせいですね。


エアロパーツはボディ一体です。
ボディとチリを合わせる苦労がない一体型は楽で良いですね。

足回りを仮組してチェック。
車高は実車で言うなら、ややローダウンといったところでしょうか。模型的にはちょっと腰高感がありますね。



プロポーションは、ちょっと幅広な感じもしますが悪くないですね。



ところで、シャーシ両脇がボディとこんなにスカスカで良いんでしょか。
経年でボディが開いてしまってる??
まぁいいかw

次回は車高を詰めてみようと思います。

2011年1月16日日曜日

スカイライン・ケンメリ(完成)

ケンメリと言えば改造車ですよね、プラモ的には。
GT-Rならノーマルに組む人も多いかも。あとブルメタの2ドアなんかもネットで見た事があります。
ワタシも当初はキット付属品でシャコタンにして、渋めの色にして・・・なんて思っていたんですが、そこにたまたま純正アルミがあったものだから、思いつきで後期ノーマルにしてみました。




この手の色だと、限定車のゴールデンカー(でしたっけ?)が有名ですね。スカイラインミュージアムに展示してあったのを見た事があります。後期をでっち上げるためにフロントグリルを作ってみたんですが、なんとなく雰囲気は出たものの、似てるという所までは行きませんでした。
自作するって難しいですね。ただ今回感じたのは、技量というよりは、どうやって/何を使って再現するかの発想が大事なんじゃないかと。そういう部分はやはり経験や知識なんでしょうか。



カタログ写真のGT-E・Lタイプ(エクストラ仕様)を再現したかったのですが、結局GT-Xになってしまいました。GT-Xだとこのライトベージュの内装があったかどうか疑わしく(たぶん、もう少し濃い茶系で、ダッシュボードも茶系になるんではないかと)、とても中途半端。あるグレードに拘るなら、実車考証
も大事ですし、それを実現するパーツの準備(制作)もしないといけませんね。


スジ彫なんて事もしてみまして、今回は墨入れはしていません。
画像にしてしますとイマイチシャープさがないですが、実物は墨入れしたら(薄めたグレーでも)とてもおもちゃっぽくなってしまい、途中で辞めてしまいました。



このアリイ製のヨンメリはプロポーションもよくて作りやすいキットです。
また機会があったら作ってみたいですね。今度はグリーンでシャコタンにしてみようかと。

ケンメリ制作記(4)

テールレンズや内装パーツを塗装していきます。
この段階になってくると、一気に進めたくなり、失敗も多くなりますね(笑

GT-E・Lタイプ(エクストラ仕様)の内装を再現したく、ライトブラウンに塗ります。
塗料を入れてある箱に100均の缶スプレーが転がってましたので、それを使いました。
粒子が粗くて半ツヤなので、内装にはちょうど良いです。


ダッシュボードをつけようと思ったら・・・台になる電池ボックスらしきものが折れてました・・。
自分でへし折った覚えはないので、購入時からこうなってたのかも。
仕方ないので、プラ板で受け台を作り、ダッシュを仮止めしてボディとの隙間を調整・・・・3~4回やり直しました。


GT-E用のステアリングをでっち上げたかったのですが、ちょうど良いジャンクパーツがありませんでした。今回はノーマル仕様での制作ということで、社外品っぽいものは避けたく、「購入後にステアとシフトノブだけGTXのものに換装した」という設定にしましょう<拘ってんだか、いい加減なんだか(笑
シートはこの後フラットベースを、リヤパーシェルボードはフラットブラックで塗装します。



リアグリルを装着、ウインドモールにミラーフィニッシュを貼ります。



サイドウィンドモールはマスキングしてエナメルのフラットブラックを筆塗り。さらにミラーフィニッシュ。
目が悪いのか腕が悪いのか(腕が悪いに決まってますが)、思うように貼れませんでした。シワになってるし。エナメルも部分的に剥げてます。3時間くらい乾燥させたんですが、丸一日くらいしないと乾燥しないんですかね、エナメルは。
このキットはフェンダーミラーはメッキされてませんので、アオシマ330セドリックから移植。


ホイールの墨入れもそれなりの出来となりました<タイヤが裏ですな(笑
フェンダーのウィンカーはシルバーの上にクリアオレンジをのせたんですが、ボディ色と区別がつきませんね~


マフラーは適当にジャンク品から。ちょっと太くて長いですが、NAPSマフラーを強調できたかと思いますが、いかがでしょうか・・・。


そんなこんなで完成となりました。フードトップモールが太すぎますね。今回どういう訳か、ミラーフィニッシュの付きが悪く、うまく巻き込めませんでして、ところどことGクリアーで補修しました。
仕上げがかなり雑ですが、結構満足です(笑

2011年1月10日月曜日

スカイラインRS(終了)

タイトルが完成ではなく終了です(笑

なんだかモチベーションが上がらず、何をやっても失敗。
落としきれなかった旧塗装のためにバンパー周りはだるい感じ。
スポイラーの接着痕をパテで埋めるも整形するのも面倒になり・・・。
このまま放置しようかと思ったのですが、放置したらゴミになるのはわかっているので、やっつけ仕事で完成ならぬ、終了させました。

まずは赤を塗装。
クレオスの68モンザレッドを使ったのですが、これが最初の失敗。
ベースホワイトの上にエアブラシ塗装したのですが、明るくないんですね。
ちょっと渋いと言いますか(暗くはないんですけど)、スカっとした真っ赤ではないんです。
旧色がタミヤスプレーのイタリアンレッド(こつは名前の通り、フェラーリっぽい明るい赤)だっただけに、がっかり。
思い通りの色を出すのは難しいんですね。下地にピンクを塗られる方がいるくらい、赤の色味は思い通りにはならないと痛感しました。
ルーフだけ磨いてみましたが、やっぱり渋めな感じです。


下半分の黒を塗装。マスキング漏れくらいは粗めコンパウンドでカバーできます。

クリアー吹き。なんだか厚ぼったくなりすぎ。
特に黒の部分は赤の上に黒を塗装して、さらにクリアですから・・・。
マスキングするべきだったのかな。
このへんで、イヤになってきた訳ですよ。

研ぎ出しも失敗。
2000番水研ぎのあと、コンパウンド粗目→細目→仕上げ目と磨いたんですが、じつは粗目を使ったのは初めて。よほどの事がない限り、使わない方が良いみたいですね。
2000番のペーパーより粗いって事はないはずですが、粗目を使う場合はペーパー同様になでるように使わないとだめっぽいです。
布でごしごしやったもんだから、磨き傷が消しきれませんでした。柚肌も残り気味なんで、そもそも水研ぎ自体がうまくいってなかったという事ですね。

こうなると、後は勢いでやっつけ仕事です(笑

窓周りはフラットブラックはマスキングしてエアブラシ。メッキ部分は面倒くさくなり、マスキングなしの筆塗り。ウィンド下端のメッキモールはオミットする始末。



ホイールの調整が面倒になり、2ドアブラックスペシャルから移植。そのままも何なんので、リム部だけシルバーをこれまた手抜きな筆塗り(笑
フェンダー/リアスポイラーは修正もせず、そのまま接着。フェンダースポイラーなんて塗り忘れてるし・・。

内装もフラットブラック一色。細部の色入れもなしなわりには、シートだけ赤に塗装。
レカロは放置して、これも2ドアから純正を移植。
実はこれも失敗。レッドにスモークを混ぜて砂吹きしたんですが、色は悪いは砂吹きなんて上等テクニックがいきなり使える訳なく、結局まだらになっただけという・・。
あ、ドアハンドル塗れてないぞ(笑







スポイラーの収まりはよくなったと思います。
ライトのメクラを装着してないのは紛失の為です。


模型のプロポーションはすばらしく良いタミヤ製。
また「新品」を購入して手抜きなしで組み立てたいと思います。
4ドアのGTは絶版ですが、RSは再版もされてますし、今ならまだ比較的入手しやすいですもんね。


2011年1月3日月曜日

ケンメリ(3)

さて、塗装です。
今回はカッパーにしてみようと思います。
最終モデルのカタログに登場する、GT-E・Lタイプ(エクストラ仕様)を再現してみようかと。
メタリック系の塗装は自信がありません。
大昔に缶スプレーでシルバーを吹いた際、粒子が浮いてしまって酷いことになった覚えがあります。


まずは、クレオスのカッパーを吹きました。ややムラになってはしまいましたが、粒子が浮いて滲んでしまうような事にならず、一安心。

ビビって薄めに吹いたのがアダになりました。埃除去のためにペーパーをかけたら、こんな事に。
この後オーバーコートするので、なかった事にして(笑)進めます。


クリアーオレンジ1:クリアー1.5の割合にしたものを吹きつけ。薄すぎたのか、まったく色が乗らず、クリアーオレンジを倍にして、2:1.5程度にしてさらに吹きつけ。狙い通りの色にはなりましたが、塗りムラが出てしまいました。素人がこういう塗装方法を選択してはいかんのですね・・・。
最初はカッパーにクリアオレンジを混ぜてみたんですが、あまり良い色にならなかったもでして。


ペーパーがけて薄くなってしまった所ですが、うまく隠蔽できたと思ったのですが・・・

角度を変えると・・・・・。あーあ・・。


見なかった事にして(オイオイ)、研ぎ出し。2000番のペーパーを軽くあてて、コンパウンドで磨きました。柚肌が完全には消えてませんが、そこそこ艶もでましたんで、これでいきます。




これまでの画像はやや金色っぽいですが、実際にはこちらの写真の色に近いです。